あらすじ
現在韓国では、同じ民族への愛を唱える「親北朝鮮」が「民族主義」の象徴、「反日」が「愛国」の象徴となっており、それらを等式で結ぶ「親北朝鮮=民族主義=反日=愛国」という政治イデオロギーが主流になりつつある。この思想の背景となる朝鮮民族固有の原理を明快に解いた『韓国人から見た北朝鮮』に、増補二章を加えてここに刊行。韓国の援助で成り立った北朝鮮の核開発、「過去清算」という強固な反日姿勢について新たに書き下ろす。「朝鮮のない地球はない」という自民族優越主義、「罪は親子三代におよぶ」倫理観……。韓国から入国拒否を受けた韓国出身の大学教授が、自身の経験も披瀝しながらわかりやすく解説。
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Posted by ブクログ
先日読んだ「韓国を蝕む儒教の怨念」よりも李氏朝鮮の儒教政策や小中華思想が国民性に与えた経緯が詳しく解説されている。そりゃ仏教をベースとした日本人の考え方とは合わないわな。遠い遠い外国の人たちと思って付き合っていくしかない。
Posted by ブクログ
韓国人から見た韓国や北朝鮮を描いた一冊。
日本人からすると理解しがたい反日感情の由来は、李氏朝鮮の儒教体制から来ているというのは目から鱗。
そして、北朝鮮には日本以上に韓国が手を焼いてることが良くわかった。
Posted by ブクログ
残念ながらこの本を読む限り、永遠に分かり合えない気がしてきてテンションが下がる。
考え方が全く違う。例えば「罪は親子三代におよぶ」という倫理観。これは日本にはないと思う。
「親北朝鮮=民族主義=反日=愛国」の図式が主流だとか。やれやれ。
Posted by ブクログ
元は、韓国人から見た北朝鮮、というタイトルであったようで、北朝鮮を分析する内容ではなかったかと思うが。
途中から、自然に韓国本としか思えなく。
劣化中華であり、特に南は、思想においては劣化北であるということなのかと感じる。
かの国がこまったチャンであることは論を待たないが、漢字廃絶に伴う、抽象的思考の敗退の辺りは、笑えない。
あらゆる意味で、自分に都合のいいあるべき論があって、確証バイアスに頼って世界を見てる個人はあっても、’国家がそれでいいわけはない。
うちら、ほんまに、財力に任せて、いいようにやられすぎ。たかられ続けた、ええしのぼんぼんみたいやわ。