【感想・ネタバレ】丘の上の楽園のレビュー

天禅桃子

「欲しいのはあなたです」少しずつあなたを知る 少しずつあなたに近づく 恋をすればする程臆病になって 欲張りになる-- 丘の上にある学園を舞台に英語教師・木嶋と体育教師・小野の恋を天禅桃子が綴った恋の連作集……

[ブクログ · ★★★★★]

近寄り難そうな横顔、笑った顔なんて見たことなかった。
少しずつあなたに近づく、恋は人を臆病に、欲張りにさせる――。
お嬢様学校の体育教師と英語教師同士の乙女ちっくな恋愛ものでしょうか…。
甘いですがそのわりには爽やかな風を感じさせる作品。ちなみに同時収録の短編もぐっときます。

[ブクログ · ★★★★☆]

いいですねぇ。 かなり古いですよねぇ。もう十年以上も前の作品なんだけれど、天禅さんの持つキュンキュンさはこの頃からだったんですねぇ。 先生同士のお話なのにもうなんかすっごくきゅんきゅんなんですよね。

[ブクログ · ★★★★☆]

先生同士の恋愛ものヘタレ攻めを描かせたら上手いな〜と思う作家さんだとつくづく思いました。可愛いです。

[ブクログ · ★★★★☆]

先生同士の恋愛もの。
どうして、この人のお話は私の好きつぼを押してくれるんだろう。
乙女チックで好きです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

女子高に勤めている教師同士の恋愛。最後までさらっと淡い感じが、昔読んだ少女マンガのような懐かしさを感じる

[ブクログ · ★★★☆☆]

『丘の上の楽園』
女子高の先生同士
6コ下の体育教師と打ち解けたのは彼が生徒に告白されたのの相談に乗ったから。
一緒にいて居心地が良くて、でも片思いの相手が居るらしい。
意識してなかったけど、でも、、。

ーーー切ない。読んでる方は二人それぞれの気持ちが分かってるのに、なぜかストレートに伝わらない。
そこがもどかしくて切なかった。


『真夏の雨』
付き合っていた妻子ある人と分かれて10年。実家に戻ってきたらその彼から当時の喫茶店で待ってると手紙が。
自分の気持ちを確かめたくて足を延ばすが、彼は居なくて、人待ち顔の若い男性と話をすることに、、、。

ーーー死にネタ、だった。
これからもしかしたら、という予感はあるけど、うーん、、、。