【感想・ネタバレ】球界消滅のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

解説も含め571ページ。しかも上下左右のマージンがせまく、ページに文字がびっしりと並んでいる。上下巻にしても良いくらいの量だけど、出版社としてはそれでは売れないと考えたのかな?

しかし、この小説めちゃくちゃ面白い。帯に「ページをめくる手が止まらない(二宮清純)」「ラストまで一気に読ませる(北上次郎)」とあるけど、まさにそのとおりだった。

文字数の多さと冒頭に「セイバーメトリックス」の公式が出てくることから、読みはじめたときは「なんか面倒くさい小説なのかな?」とも思ったけれど、ぜんぜんそんな事はなく、「この後どうなるんだ?」→「やはりそう来たか」or「まさかそう来るのか」と小説の世界に素直に飛びこんでいけた。

エピソードもてんこ盛りで、どんでん返しもいくつか用意されており、まるで良質のハリウッドエンタメ作品を楽しんでいる感覚(褒め言葉です)。最後の方はやや力技で持ってった感じもするけれど、読後感はさわやか。
お腹いっぱい堪能しました。

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2015年05月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

文庫版を再読。フィクションとは思えない日米球界の合併シナリオともいえるストーリーはリアリティがあった。実際にこのような事態になったら、自分はどう思い、どう行動するかと考えさせられる作品であった。

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2015年01月15日

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