感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
【評価基準】
タイトルと内容が合っているか:5
読み物として面白いか:5
仕事や実生活に役に立ちそうか:5
客観的な内容であるか:4
内容がまとまっており分かりやすいか:5
【この本は何を目的とした本か】
NLPは何かということと、その手法をマンガで分かりやすく説明する
【この本を読んでの雑感】
非常に分かりやすく書かれていると思う。
例によってこのシリーズは補足が多いが、それでも作者が重要なポイントをマンガに盛り込もうとしたのが伝わってくる。
別途「マンガでやさしくわかるコーチング」と同時期に読んでみたが、
コーチング:相手に質問して考えさせる
NLP:自分と相手の考え方を良いほうにもっていく
というイメージを受けた。
自分の中でコーチングとNLPのどちらが役に立ちそうかの評価が決まってしまいそうで怖い。
【本を読んでのメモ】
∇NLPとは
言語学と心理学を組み合わせたようなもの。
「脳の取扱説明書」と呼ばれることもあるらし。
自分の体験や感じ方をコントロールして良いように自分をプログラムしていけば良いか、をまとめたものとでも言えば良いか。
・プログラムは「インパクト」と「繰り返し」によって出来る
・物事の本当の価値は「無色透明」である
∇リフレーム
・物事の見方(枠組み)を変える=意味づけを変えること
∇サブモダリティーチェンジ
・五感の質を変えること
∇ディソシエイト
枠の外に出て外側から冷静に見る。
外側から客観的に自分を見る
→反対語:アソシエイト
・状況を客観的に観察できる
・喜びなども感じ難くなる
∇アソシエイト
・ちょっとしたことにも喜びを感じることができる
・感情的になりネガティブになると視野が狭くなる
★ポイント
クレーム処理などの辛い場面ではディソシエイトして冷静になり、
肯定的な視点でリフレームする。
∇コミュニケーションの成果は相手が受け取った量である
∇ラポール(信頼関係が重要)
・コミュニケーションの土台はラポール(信頼関係)である。
・人は「親近感」を持つ相手に「安心安全」な状態を感じ、ラポールを築きやすくなる
∇ページング
・ラポールを気づく手段。人に合わせること。
話すペースなどをあわせる。
無意識レベルの反応にも合わせていく。
これが上達すると「リーディング(誘導)」になる
∇モデリング
ある人物の行動を観察しなりきる
∇リーダーに求められること
1.組織の目標達成
2.部下を幸せにすること
豊かさを奪っているものの正体は「重要度が高すぎる価値観」
「承認欲求」を満たしてやるのが大事。
部下と認め合う関係になるのが大切
人は正しいことを言う人についていくのではなく、好感を持てる(安心・安全)を感じる人についていく。
Posted by ブクログ
快・痛みの原則
焦点化の原則
空白の原則
知得体得
リフレーム
ラポール形成 ペーシング リーディング
キャリブレーション
アンカリング トリガー
承認力
Posted by ブクログ
nlpの基本原理に関して本当にざっくり掴むことはできたが、もう少し詳しくテクニック的な内容を知りたかったところ。
空白の原則、焦点化の原則などをどのように人に適用していくかを掴んでいきたい。
コミュニケーションを取る上でラポールの重要性は確かに感じた。
また、自身を振り返るとメンバーに対してもどかしさや苛立ちを感じる場面が最近あったが、ディソシエイトして自分の価値観を見つめ直すのもまた良いかもしれないと感じた。
相手の仕事の遅さ・質の低さ・覚えの悪さなどを感じる時にそのような状態になってしまうことがあるが、そのほかの価値観・尺度でアソシエイトすることで相手とのラポールを形成し、相手の能力をもう少しだけ引き出すことができるかもしれない。
そうで無いにしても苛立ちは他のメンバにも悪影響を及ぼすのは確実なのでディソシエイトは意識的にできるようにしておきたい。
Posted by ブクログ
NLPって何だろう?と思っている人が読むにはいい本。どんなNLPの本も、実際にNLPのワークを体験して初めて腹に落ちると思うので、興味の持ち始めには充分な内容だと思います。