【感想・ネタバレ】満開！Ｓｉｓｔｅｒ ３巻のレビュー

東屋めめ

古風な男子高校生、古谷武士(たけし)は父の再婚により突如グラマーで自由奔放な母と姉、 可愛すぎる小悪魔な妹と同居することに。スキンシップ大好きな女性陣に武士は密着されっぱなしなんです。同級生のサツキさんも加わってますます花盛り!!

[ブクログ · ★★★★★]

設定は「ありきたり」でなく、「ど定番」って感じの、賑やかしいモノ
いきなり、血が繋がらない美人の姉と美少女系の妹が出来て、可愛がって懐いてくれる
ここだけ聞くと、姉妹がいない人間、または、姉妹に虐げられている男性諸君には憧れのシチュエーションのように聞こえる
妹に怒鳴られる事を覚悟で言うが私は後者だ
しかし、、そんな私は、この『満開！ Sister』を読んでも、作品自体は面白いと思えたが、武士を羨ましいとは思えんかった
何せ、スキンシップ過多で加減を知らない姉、見た目こそ可愛くても、中身はブラックストマックな妹・・・若干、キツすぎるだろう
武士と同じ状況になったら、彼よりは巧く、二人をあしらって、それなりの親密感を保って生活する自信はあるが、やっぱり、ノーセンキューである。武士の境遇を不憫に思い、心底から同情しつつも、二人に翻弄される彼を見て、苦笑いを浮かべる、趣味と話が適度に合う友人ポジに立てれば十分。ただ、仮にどっちかと家族になるのなら、カンナの方がいいかなぁ
あと、東屋先生の画には健康的なエロスを感じるって事以外に思ったのが、武士とカンナは月刊まんがライフMOMOで好評連載中の、『お姉ちゃんが来た』（安西理晃）の朋也＆一香とそれぞれ、話が合いそう、ってコト