感情タグBEST3
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先日東大で開催されたシンポジウムで、ジャックマーと孫正義の話を聞いてきた。すっかりジャックマーのファンになってしまった。この本にもあるように、この人には虚栄心がない。人格的にも稀有な経営者であることを感じた。虚栄心がない(または虚栄心を乗り越えることの重要性を悟った)人間は強い。だって、誰もがそれに振り回されてしまうのだから。
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『私たちは、仕事のためではなく、人生を楽しむために生まれてきた。何を為すかではなくどう生きるかだ、と自分に言い聞かせている。
事業ばかりにこだわって、生き方をないがしろにしたらきっと後悔するだろう。どれほど事業で成功しても、どれほど偉大で、どれほど素晴らしい仕事でも、そればかりにかまけていては、きっと後悔するだろう。
私たちがこの世に生まれてきたのは、人生のさまざまな出来事を味わうためだから。ー馬雲』
素晴らしい。感動した。
12章の哲学全てに学びがあった。良かったなぁ。
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2024/05/30読破
一言 今日は昨日までの総括。
感想 ジャックマーの精神と、確固たる信念からやりたいこと・実行したことが著者の推測と共に記載してあり、面白い物語でした。
下記は印象に残った点
p38
ナマケモノによってこの世界は支えられている
努力したら、成果が出るとは限らない
p84
チャーチルが運命に対しての言葉
「自信に満ちて出発するのは、目的地に着くことに勝る」
p172
「マネジメントの成功の15%は、技術が決め85%は個人との人間関係と問題処理能力が決める」
p217
愚かな人は口で話す。利口な人は頭で話す。思慮深い人は心で話す。馬雲
リーダーは何を言わなくても構わない。しかし言うなら本当のことを言わなくてはいけない。
p234
「能力」は、あなたの位置を決める「品格」は、あなたがその位置にどれくらいいられるかを決める
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アリババ創業者の馬雲氏の半生に添いながら、アリババ創業までとその後の歴史の中で、馬雲氏の考えや発言をベースにアリババへの想いが書かれた本。
はっきり言ってアリババの創業秘話は全くの無知だったので、非常に意外であったのと、馬雲氏の人となりが知れたこと、自分にも還元できる良い考えが数多く書いてあり、前半部は非常に読んでいても並走できる。
一度は読んでおくと良い。おそらくもっと良書が中国語で書かれているはずで、そちらもいずれは読んでみたくなった。
感想を書いていて思ったが、まだ自分が読む準備をできていなかったかも知れないので、近いうちにまた再読したい。
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ジャック・マーという経営者には興味があります。
この方は学校の先生が似合うと思っていましたが、
まさに生い立ちを読むとその通りだったのですね。
非常に真面目な方に見えますから。
失敗を繰り返し、その先にある今の成功。
アリババという企業でさえそうなのです。
失敗を恐れず、行動を繰り返し、
行動の中で成功を自ら掴んでいく。
成功への道はそこしかないのですよね。
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ジャック・マーのこれまでを12章に分類し、それぞれの観点から述べた本。章の中も小分けにされており、どこからでも読み進められる構成になっている。
ジャック・マー、アリババについては昨年の上場に加え、ソフトバンクの孫社長が出資をしていることでも名が知れている。しかしながら、ジャック・マー自身の考え方や生き方、またアリババの経営史については残念ながらほとんど知らずじまいであった。
本書を読んで、ジャック・マーの人生が決して順風満帆ではなく、その時々で決断を下してきたからこそ今があることが分かる。また、彼が国内外のトップリーダーに成長できたのは、彼らと同じくバイタリティやスピード感にあふれていることも伺える。
本書からすれば、ジャック・マーはそれほど本を読んでいないということらしい。逆に、私自身は本を読まない日はないというくらい本に支えられた生活を送っている。衝動に駆られて、でないことはせめてもの救いだろう。
いつ会えるか、またもう会えないかもしれない人たちに触れ合えるそんな機会を提供してくれる本があるからこそ、本書にもこうして出会うことができた。行動を伴わない知識は自己欺瞞だが、知識を行動へと促進できるなら、本との触れ合いも実際の人と同じくらい強烈なカンフル剤に成りうるに違いない。
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『世界中のあらゆる商売をやりやすくする』、『中小企業を助ける』、このシンプルで物凄く強い使命感を馬雲が持っているからこそ、一見非合理な判断がアリババの長期的な強みになりえる。
熱いね!
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アリババやジャック・マーのことを知りたいときに読む入門書。エピソードがたくさんでうんちく語れるようになる。
◆リーダーとは
西遊記の三蔵法師。明確な目標、前向きな雰囲気、適切なルールを作る。
責任の大きさが舞台の大きさを決める。
◆マネジメントとは
能力があなたの位置を決める。品格があなたがその位置にどのくらい入れるかを決める。
◆競争とは
計画書が分厚く、完ぺきだとその会社は終焉に近い。
Posted by ブクログ
アリババ総帥、ジャック・マーの人生哲学(経営哲学よりも上位概念)にフォーカスを当てた一冊。
ジャック・マーは生来無欲であると著者は言うが、私は違うと考える。
経営を通じ「生きるとは」「人生とは」と考え抜く中で、
「人生とは何を経験したかであり、何を得たかではない」という答えに辿り着き、
何かを得るという欲を持つ意味を形骸化させたのではないかと思う。
また、『信用』に対する考え方もマーの悟りの一つ。
人も企業もサービスも『信用』がアセットの中核をなし競争優位性になると説く。
特に不信感が覆うWEBの世界においては『信用』こそが収益の源泉となる。
そして、『信用』を築くには常に誠実さを第一に行動しなければならない。
以上、企業の文化の中核を担うバリューを策定する際に、改めて手にしたい一冊である。