【感想・ネタバレ】冥王と獣のダンスのレビュー

あらすじ

僕はバード・リスキィ。僕が生きているのは、奇蹟軍と枢機軍が果てのない戦争をいつまでも続けている世界。特殊能力者“奇蹟使い”である僕と妹のアノーはこの愚かな時代を変えるべくある計画を実行したが、それは僕らの予測を超え、戦場で敵同士として出会った若者と少女の数奇な運命を導くことになる。少女の名は夢幻。彼女は十七歳の戦略兵器。そして若者は報われぬ一兵士に過ぎなかったが、実は彼、トモル・アドこそが僕らの戦争世界の運命を握っていたのだった。――これは戦い殺しあい、出会ってすれ違う人々と夢をなくした機械達の叙事詩。悪夢と未来を巡るこの凄絶な舞踏会から、僕らは逃れることができるのか……。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

ヴァルプルギスの後悔でリスキィさんがいたので再読。

やっぱり好きだ。
主人公とヒロインのキュンキュンな感じとか、
リスキィ兄妹が普通にいいやつなところとか、
最後の主人公に涙。

2022.3.12再読 やっぱり泣きそうになる
僕らは虚空にシリーズも関連あり? 再読せねば

0
2012年07月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一言でゆーとブギーポップって何ジャンルよ? って訊かれると困る、そんな代表作を持つ上遠野浩平さんのファンタジー。SFというよりこれはもうファンタジーでしょ。肝心の内容はなんかガンダムを連想させるね。面白かったけどラストきになるなぁ。続きでないんですか?

0
2011年03月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

  ブギーポップシリーズ以外で初めて手にする上遠野さんの小説。
期待していた以上のものでした。世界観も登場人物も小説の構成も全て好きです。一気に読み終えてしまったほど楽しかったです。

  読んでいてなんとなくガンダムを思い出すような話でした。トモルと夢幻のシーンはどれも好きなんですが、中でもトモルが感極まって夢幻に想いをぶつけるシーンには胸を打たれました。トモルだから言える台詞。トモルにしか言えない台詞でした。口絵もお気に入りで中でも「出逢い」の絵は格別です。登場人物はリスキイ妹が最も好きです、あの健気さがいい。

  物語は、二人の未来もこの戦争の行方も、何もかもわからないままに終わってしまうんですが私はあえてこのままであってほしいと思っています。ちゃんと完結する話が好きな一方でこういう風に読者の想像に任せるような話も好きなので。ただ、この世界観はすごく気に入ってるので何か違った形でまた読むことができたら嬉しいです。

0
2011年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

SFモノなので想像は必要だが面白かった。恋は盲目という言葉が良く似合う小説だった。展開は大雑把な部分が多いがそれでも不満はあまりなく、余分なところを上手いこと省いている印象を受けた。だからこそ満足度もそれなりにあるのだろう。ただ、勘違いに勘違いを重ねた結果こうなったという結果も否めない。しかし、戦争中なら恋という感情を出すことは難しいのかもしれない。

0
2022年05月22日

「男性向けライトノベル」ランキング