あらすじ
紛争・災害で貧窮する地に赴き、人々の精神的・経済的な自立をサポートする--。人々が幸せを取り戻すためには何が必要か、身をもって人のいのちと向きあい、人の心を生まれ変わらせてきた著者が、圧倒的な説得力をもって語る幸せ観・仕事観。どうしようもない難事にぶつかったとき、苦しみや悲しみにおそわれたとき、著者のひとこと、ひとことが胸にひびき、生きる力をわきたたせてくれる一冊。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
素晴らしい活動を続けられているJENの木山さんの著書です。「自立こそ幸せの鍵である!」JENの理念であると思います。「自己を肯定し、降りかかる災害や苦難をも自分のこととして引き受け、よりよい未来を信じて進んでいく力」これからも発展されることをお祈り申し上げます。
Posted by ブクログ
国際復興や東日本大震災では石巻地区を中心に活動を続けているJENの木山さんの著書。
「ひとりひとりの幸せを、自立を支えることでサポートする」
というミッションが繰り返し説かれています。
「食べ物に困っている人に、魚を支給し続けるのではなく、釣竿を渡すのでもなく、釣竿の作り方から教えるようなプロジェクトを作るようにする」
と書かれています。
「自立」を自分の力だけでできると考えるのは傲慢だと僕は思います。一方で、他人の自立をサポートできる人は自分自身が「自立」できていないと難しい。だからこそ、「自立支援」という考え方は価値が高いと思います。
さらに、「職員の心身の健康に優先するプロジェクトはない」
これがJENの絶対のルールだそうです。
確かに、自立を支える側が元気でなければ、他人の自立支援なんてあり得ない、と思います。
また、木山さんの(OL時代からの)仕事での試行錯誤が書かれていて、普通にビジネス書として読むことも可能です(ただ、それだけだともったいない)
Posted by ブクログ
支援の舞台でがんばっている人、がんばりすぎないで!!って心配になるような人が、どういう想いで仕事をしているのか、一端が見える一冊。
国際協力5つのお願い
①知ってください
②行動してください
③続けてください
④忘れないでください
⑤伝えてください
他にも通じる気がする大切なこと。できることを今日からやろう!