【感想・ネタバレ】SUSHI-BU！ 1貫目のレビュー

西野吾郎 / よう太

どうも、イソノカツオです。高校入学早々、この名前のせいで、変な女に目をつけられました。「おれっちは世界一の寿司職人、すなわち世界一の江戸っ子になる女でぃ!」生粋の静岡産まれのくせにそう名のる江戸前素子。おかげで『江戸前寿司部』なんて部に入るはめになった。寿司作りとかはどうでもいい。俺は美しき越戸紫先輩とお近づきになりたいんだ。だから先輩、素子じゃなくて俺を見てー! 第13回えんため大賞特別賞。笑いと涙の学園寿司バラエティ!

[ブクログ · ★★★☆☆]

部活モノのラストとしては斬新だ。話が二転三転して読み応えはある。次巻以降どんな珍奇な部活が出て来るか楽しみだ。しかし途中から主人公の「普通」に対する執着が完全にフェードアウトしたのは何故か。延々と続けられてもうざったいが常識人レッテルのためなら「信条」とまでするのはどうかと。