【感想・ネタバレ】首狩り帝の後宮 ―寵姫は文を読む―のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

やっぱり、葵木あんねさんのは、中華系の話の方が好きですね。今回も楽しませてもらいました。

「首狩り帝」と物騒な二つ名で呼ばれる皇帝の燎飛ですが、実際は噂の一人歩きみたいなものです。彼がきちんと後宮の美姫たちと子孫繁栄に努めようとするのに、彼女達は泣いて嫌がる。なのに、大勢の前では燎飛の寵を得ようと素振りを見せる。そんな風な態度を見せられると、なかなか女性に手は出せないですし、自分の正体を知らないとはいえ、自分を怖がらない桃霞に惚れちゃうのも分かる気がします。

燎飛が桃霞のプレゼントの変な座布団を大事にしてて、生首と勘違いされているのも笑っちゃいました。カバー表紙の帯に隠れている部分にありますけど、確かにあれはひどい。あれを麻袋に入れてにやついていたら、ちょっと皇帝の威厳はないですね(笑

皇族の首狩り=龍気を断ち、記憶を失わせるという設定もなかなかよくて、続きがあったら面白いのにって思いました。

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2014年12月28日

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