【感想・ネタバレ】9割の日本人が知らない「日本語のルール」のレビュー

あらすじ

「いる」と「ある」はどう違う? 「くださる」と「いただく」の違いは? など、私たち日本人が何気なく使っている日本語の微妙な仕組みや成り立ちを紹介しながら、「間違いやすい日本語」をシンプルにわかりやすくレクチャー。「あのう」と「ええと」などの日本語の使い分け、「そのうち」と「いずれ」などのちょっとした日本語の違い、「よそ見」と「わき見」などの紛らわしい日本語の文法に加え、ものの数え方(助数詞)、「音読み」と「訓読み」の見分け方、特別な読み方をする漢字など、日本人なら知っておきたい「日本語の常識」も紹介する。日常生活のさまざまな場面で役立ち、ビジネスシーンなど大事なときに恥ずかしくない日本語を使いたいビジネスパーソンにもオススメ!

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「は」と「が」の使い分けについて私見を一つ。
こんな場合はどうでしょう。
どちらも美人のA子さんとB子さん、二人の若い男性のCくんとDくんがいます。
Cくんが云いました。「A子さんは、美人です。」
すぐに、Dくんが云いました。「B子さんが、美人です。」
状況が、イメージできれば、分かると思いますが、
とても緊迫した状況になると思います。

説明文と描写文の括り方では説明できない気がします。

「(状況又は状態)説明文」と「主役文(スポットライト文)」
の括り方がいいんじゃないの?

なんて、そんなことを思いつつ、楽しく読めました。
立ち読みだけではもったいない!

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2016年05月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

日本人が無意識に使っている日本語の、由来や仕組みを分かりやすく解説してくれている。
今まで当たり前のように使っていた日本語を改めて具体的に言語化されると新しい側面や本質が見えてきて面白い。
「いる」と「ある」の違いとか説明しろと言われるとパッとは出てこないし戸惑う。
よくある言い間違いについても触れられていて勉強になった。
日常生活だけじゃなくかしこまった場面でも使えるような敬語(尊敬語と謙譲語の違いなど)が盛りだくさん。

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2024年10月22日

Posted by ブクログ

普段意識しないで使っている「日本語」について、たまには考えてみるのも良いですね。
「いる」「ある」とか、「ほぼ」「大体」とか無意識に使い分けているけど、
外国人が日本語を学ぶのって大変だろうなあと改めて思いました。

漢字の「音読み」に”3種類”(「呉音」「漢音」「唐音」)あるというのが初耳。
「天然」「自然」のように異なる読みが存在する理由を知って、漢字への親しみが増しました。

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2013年06月15日

Posted by ブクログ

この本で紹介されている日本語の使い方について、「自分にとって役に立つか立たないか」と聞かれたら、役に立たないです。
そういう意味では、★★★☆☆でも、★をあげ過ぎな気がします。

が、外国人に日本語を教えている日本人が書いているせいか、日本語を客観的に見る、という意味では、役に立ちました。
のため、★★★★☆。

とはいえ、例文の選び方には、あまりセンスを感じないです。
ときには違和感のある例文もあります。

言葉は時代によって、世代によって使い方が違うことや、地域によっても使い方が異なることを考えると、仕方のない違和感なのかもしれませんが。

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2013年06月05日

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