【感想・ネタバレ】機械仕掛けの王様 Iのレビュー

高屋未央

「自分達がいなくなった時、作品達もこの世から消えてほしい」今世紀最後のカリスマであり天才人形師・タナトスの遺言を守るため、タナトスの子・シェイマスはタナトスを生き写しにした生体人形・紅とふたり、タナトスが創った人形達が治める聖都市破壊の旅を続ける。焼身自殺をはかる都市、人形達の自殺ショー。聖母教会の象徴である美少女とタナトスの恋の行方。カルトの女王・高屋未央が贈る究極の美の世界!!

[ブクログ · ★★★★☆]

退廃的で奇麗、他の漫画家と混同しようのない絵柄。内容は人形と死と愛の方向、得られなかったものの話がメインで、起きる物語よりもそちらを時間を忘れて眺めるような作品。