【感想・ネタバレ】臆病者は初恋にとまどうのレビュー

みとう鈴梨 / 花小蒔朔衣

自信家で遊び人の射手谷は“妹のカレシ”と誤解され、初対面の男・秋季にいきなり殴られてしまう。幼い頃、両親が不仲だったせいで“結婚”を嫌悪している秋季は、自分の妹の婚約にも大反対。そんな朴念仁な秋季を、なりゆきで説得することになった射手谷は遊びに連れ回すうちに、恋も遊びも知らない秋季の不器用な純粋さに惹かれていき……。

[ブクログ · ★★★★☆]

すごい可愛いお話だった！！！
いや、可愛いといっても美人な受け子がいるとか、甘酸っぱいキュンキュンとかじゃなくてww

特定の相手は作らず好き放題に可愛い子と遊ぶイケメン射手谷と25歳にしてシスコン（でもこれには家庭環境のわけがあるんだよ）DTな秋季。

これだけ見るとDT秋季が受けだと思うところが・・・・なんと、ハイスペックイケメンな攻めだった射手谷が受けになる！！

純朴で真っ過ぐな秋季と一緒にいろいろ時間を過ごしていくうちに、本当の気持ちに射手谷が気づいていくし、秋季は25歳にしてあれはちょっとどうかと思うけど、でも、それが可愛くて射手谷が構い倒すわけだし。

途中、射手谷の遊び相手だったキョウがメンドクさいし、そのキョウの本命の川辺の嫉妬から酷い目に射手谷が合うんだけど、秋季に助けられるわけで。

最初は秋季のDT脱出のためにひと肌脱いで受けに回った射手谷も、優しさだけじゃ攻めが受けに即なれないでしょ。そこはやっぱり深層心理で秋季に対して思うところがあったんだろうなぁと。

なんか、初々しいのにサラサラしてて、すごく楽しい話だった！

[ブクログ · ★★★★☆]

不器用童貞攻×遊び人イケメン受。
仕事も出来てイケメンハイスペックだけど軽薄なゲイの射手谷が
朴念仁だけど純粋でまっすぐな秋季ちゃんに惹かれていく様子が
アクシデントを交えつつテンポよく描かれていて良かったです。
普段はタチだけどあきちゃんのためにネコになるのも可愛かった！

[ブクログ · ★★★☆☆]

攻めの妹の婚約者と勘違いされワンパン食らわされたリーマン受け。
フリーター×リーマン。普段タチの遊び人受けが、童貞攻めのために、ネコ役になるのが良かった。
うーんでも、攻めが25歳にしては精神年齢低すぎでは…ガタイが良いのになんか女々しいのも奇妙。会話もキャンキャンたてついてるだけで可愛げがないので、ワンコ攻めにもカテゴラれない。しゃべり方がツンデレでなければ読めたかも…。
あと、強姦未遂ですが…その後の対応が軽いなぁ…。