あらすじ
新田次郎、山岳短篇集の代表作!
童歌(わらべうた)をうたうと必ず雪崩で死ぬ、という怪談に抗いながらも囚われた若者の苦悩と悲劇を描いた表題作。アラスカ現地に取材した異色の傑作「真夜中の太陽」。実感をこめて富士のおそろしさを表現しきった「春富士遭難」。スキーヤーの身勝手さを衝く「コブシの花の咲く頃」など全6篇を収録。著者円熟期の傑作山岳小説集。
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Posted by ブクログ
本屋で平積みされていた「新田次郎」のキーワードにピクッと反応し、思わず買いました。新田次郎の短編集6編。
山岳サスペンスものが多かった。冬山の描写は臨床感があってとてもよかった。ただ、前回読んでいた有川浩の小説と比べると、バッドエンドが多いことと時代のギャップを感じた。1979年発行の短篇集を集めて、2012年に新装版。万人受けはしない印象。