あらすじ
伝説の名著4冊がこの1冊に凝縮!
世界トップトレーダーの手法が、誰にも使えるようになる!
トップトレーダーが成功の秘訣を語る『マーケットの魔術師』の入門書。
マーケットの魔術師と呼ばれる凄腕投資家の金言、教訓から、過去に犯した失敗、いかにして失敗を克服したか、トレーディングルール、一般投資家へのアドバイスなど、実践者だからわかる本物の投資指南書。
読み返すたびに新たな発見、気づきがある1冊。
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Posted by ブクログ
マーケットの魔術師シリーズの要約本。
メッセージをまとめてくれており、非常に分かりやすい。これ一冊でいいやんという気分になる。
印象的なものを中心に以下に挙げる。
・大概、最初は負ける。
それでも粘る。負けるのを見越して少額のロットから始める。
・資金管理だけでは、勝てない。
上がるか下がるかの5対5の割合だが、スプレッドを差し引くと徐々に負ける計算に収束していく。必要なのは5対5の割合を変える優位性だ。
・されど資金管理
資産の1%以上のリスクはとらない。1つの取引が大きなダメージを生まない。
別に1%でなくても良い。自分の許容範囲のなかでルールを決めるということが、必要だとここでは
取引は小さく、くれぐれも小さく。ダメなひとは、リスクを1から2%しか取れないときに5から10%もとっている。
取引の大きさは不安も大きくする。感情の範囲内で取引するのだ。利益を上げるとすぐに、取引量を大きくするのも問題である。少なくとも資産が2倍になってから、取引の規模を大きくしなさい。
・儲けようとするな。
利益と資産を守ることに集中しろ。
出口を決めた上でエントリーが重要である。損切りこそが守りの掟である。
・されど、損切りしすぎるな。
損切り貧乏という言葉もあるように、損失を失うのを恐れ、リスクをとらなさすぎるのも✕。
損切りについては
どこまでいけば、失敗かを明確にする。そして、受け入れ可能な損失額を算出する。
2000円でエントリー。200円マイナスは覚悟。1800円でストップ。そこからV字回復はあるあるだ。
他の方法もある。1800で半分をカットする。部分損切りという方法だ。
・我慢する
普通のひとは取引の数が多すぎる。
日中の変動を見ていると、取引をやりすぎてしまう。
この欲求に抵抗し、強い確信のときのみ取引することが大切。
待つこと、条件が整ってないときは静止する。これは簡単なことではない。常に欲求はすぐ、そばにあるからだ。
・快適なことはしない
安いものを買い、高く売る。損大利小。ギャンブル、ドーパミン。快適はよろしくない。
トレードは大多数から少数にお金が流れる仕組みになっている。人の本能は快適を求めるが、これに抗わなければ多数の1人になりうる。
投資だけが、短期的に初心者も勝ててしまう。どんな仕事や勝負であっても普通、そんな事柄はありえない。それが人を惑わす。少数の一部と勘違いしてしまう。
・トレードは準備にハードワーク、トレードそのものは楽にできるものがいい。
記録をつける。過去検証。とにかく続ける。習慣なしにはやられる。
Posted by ブクログ
数年前から読もうと思ってた本を先月やっと読んだ笑
著名の投資家の投資で勝つ為の心得が満遍なく盛り込まれている良本だった。
個人的にはデイトレードと並ぶくらい、これだけ読んどけば勝てるんじゃないの?ってくらいの素晴らしい内容。
Posted by ブクログ
本書中にもありますが、何より大事なのはその人に合った方法をとることですね。
いろんなトレーダーへのインタビューから参考になる情報を得ている本書ですが、それぞれの人の言うことが相反するものになっていたりします。
だからこの本にある内容も、自分にとって参考になる部分を、必要であれば取り入れるということでよいかと思います。
個人的にはオプション取引したことがなかったので参考になりました。日本の個別銘柄でもやりたいですね。