【感想・ネタバレ】松平家 心の作法のレビュー

あらすじ

「本来なら、お姫様であった人の礼法の書は、現代の若い女性たちへの、最高の贈り物になるだろう」――櫻井よしこ(ジャーナリスト)推薦。徳川270年、一流の気品から生まれたしあわせを呼ぶ、シンプルな教え。心の整え方、人づきあい、美しい所作、愛される秘訣など、人生に役立つヒント。世界一美しい、自分磨き。

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Posted by ブクログ

お手伝いさんのいる家でも子どもらの躾で掃除を毎日したり、かたづけたり、しかもお手伝いさんが教育していたとはお嬢様はしないとおもっていたのでちゃんと教育されて凛としていたのだな。
祖母の教えが数々載せられていて、夫を選ぶ時は悪口を言わない人、結婚後は旦那より先に帰り迎えること、ケンカになりそうなら一端場所を離れて落ち着かせる、人の話は最後まで聞いて話の腰を折らない、そういえば、ではなくすぐに気づき1人でいる人にも積極的に話す、たくさんの教訓が今でも実践すること事ができるように簡潔に書いてある。
なかでも茶道、武道、花道などの道。昔、茶華道を習っていて基本を学んだけど花道は何故自分の思う通りに活ける前に基本を学ばないといけないのだろうと思っていたが、全てにおいて型があり、そこから自分流にしていかなくては崩れてしまう。素人にはわからないが華道展で感動するのは基本があるからなのかな?と思う。今まで何も考えずに観ていたけど基本とやらを見極めれる目を持ちたい。

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2024年08月16日

Posted by ブクログ

著者は讃岐国高松藩松平家の末裔。

彼女の祖母である松平俊子(元佐賀藩主鍋島直の6女)が
松平方式としてまとめたものを基に書いている。
松平方式の中で「残心」「自制」「心眼」の3つの型を特に重点的に紹介している。

女性に向けた話だが、なかなか興味深く読んだ。

気に入ったセリフ
武士道の精神で「形から入って心に至る」という事がある。
型を身につけ壊す
「これからの女性に必要な事は、世界に目を向けることです。その為にもまず日本の文化を学びなさい。そして英語を身につけなさい」
不機嫌でいることは、周囲への甘えであり自分の弱さを露呈することだともいわれています。
心に自分だけの城を持つ:何かを達成するために自分はこう生きると覚悟する事

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2015年11月09日

Posted by ブクログ

格式の高いお家で育った人が、どのような教育を受け、どのような心持で生活しているかがかかている本。
余裕があったらじっくりもう一度よみたい。

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2015年11月05日

Posted by ブクログ

徳川松平家270年の歴史の中で脈々と受け継がれ育まれた心の作法。一流の気品が薫る。腹八分目。八分は自分のため、二分は人様のため。すっきり軽やかな心と体を作るとともに人様のために動ける体を作るという精神が根底にある。もてなしの心とはその人の心に寄り添うということ。貧乏とは人のために何もできないこと。崇高な精神性が感じられる言葉が並ぶ。どれもこれも身に付けることができれば必ず幸せを呼び込むことができる美しい所作である。

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2014年12月09日

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