【感想・ネタバレ】なぎとのどかの萌える不動産（１）のレビュー

板倉梓

バイトしていた会社が倒産し、アパートを追い出されることになった和(のどか)は、偶然出会った幼馴染みの梛(なぎ)に誘われて不動産会社“萌える不動産”で働くことに――。東京の古民家、ネコ付き一軒家、シングルマザー向けシェアハウスなど、萌える物件との出会いは恋に似ています。だから素敵な物語が生まれるのです。ワケありクールな女社長とおっとり天然な社員の、家と人をつないで始まる人情恋物語!

[ブクログ · ★★★★★]

萌えるネタは多数ある。ただ，たんなる萌えだけでは終わらせたくない。
1話1話，登場人物（人だけではないが）に辛い過去が出てくる。
でも，萌えるものに出会えて前に進んでいく。
こんなお話に大変萌えました。

小ネタとして，
room 2に「神のみぞ知るセカイ」
room 3に「少女カフェ」
room 4に「まんがタイムきらら」

[ブクログ · ★★★★☆]

板倉 梓の東京不動産まんが。猫付き物件、グループハウスなど題材も興味深い。ストーリー自体のダイナミックさよりも、ていねいに描かれたディテールで地道に読ませる作品になっているのが長所でもあるが、やや地味に感じてしまうかもしれない。書き込みはこんな調子で、もっといろんな物件やとんでもない借り主に出会うようなエピソードも読んでみたいかも。