あらすじ
使徒との騒動が片付いたある日のこと。イリアとハクは、リュネビルの街の外を進む馬車の中にいた。石畳から顔を覗かせる草花、なだらかな丘陵。初めて街を出たハクは、美しい景色の数々に目を輝かせていた。そんなハクはイリアに、彼女が初めて街の外に出た時のことを尋ねる。楽しい思い出話を期待したハク。しかし、イリアの答えは予想外のもので――。生まれ故郷であるエルフの里で、かつてのイリアが目にした壮絶な真実、そして待ち受ける、切なすぎる別れとは。「小説家になろう」発の大人気シリーズ、待望の新ストーリー!
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これで面白さ2倍に
書籍(1〜4)あるいは、なろうで読んでいた方なら分かると思います。とにかく過去の話がないため「転生」というジャンルの必要性が乏しく、主人公がどういう存在かがわかりませんでした。しかし、今回ようやく過去どういう人生を歩んできたかが分かりました。よりこの作品を楽しむことができました。
よかった
1巻から読んでようやく主人公のことを好きになれた気がする。主人公の過去、というか転生直後の話なので、ようやく薄っぺらい主人公像に味がついてきたような感じ。