【感想・ネタバレ】ビジネスモデル全史【動画付き】のレビュー

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Posted by ブクログ 2021年05月19日

【印象に残った話】
・日本におけるビジネスモデル史上最大級のイノベーションは、越後屋(現在の三越)の以下のサービスにある
 ・つけ払いを止めるとともに、顧客によって変えていた価格を統一する定価販売を始めた
 ・訪問販売中心の呉服店の商売を店頭販売だけにした
 ・1反(通常幅36cm長さ12m)ごとの...続きを読む販売単位だったものを、切り売りすることにした
 ・イージーメイドである「仕立て売り」も始めた
 ・両替商を始め、金貨中心の江戸と銀貨中心の大阪との間の両替コストを抑制した
【考えたこと】
・今老舗といわれるブランドも、当時は画期的なサービスを生み出していた

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Posted by ブクログ 2018年04月30日

 三谷氏の前作「経営戦略全史」が面白かったので、本書も読んでみた。本書ではビジネスモデルを「ビジネス要素(売り方、作り方、儲け方、調達)の組み合わせ」と定義している。前作が競争優位の源泉にフォーカスしていたのに対して、本書ではよりビジネスの仕組み自体を論じている。400ページにわたって古今東西の様々...続きを読むなケースを取り上げているが、平易な言葉で書かれているので読み易い。
 前作では補章を設けて著者自身の考えが述べられていたが、本書には補章がない。三谷氏の考えとしては、「巨人たちの午後:番外編」の中で次のように述べられている。「協調や協力によって、相手にどれだけの価値を与えられるか、全体の価値をどれだけ増やせるか、が現代ビジネスモデル戦での勝負です。そしてそれは相手や競合との勝負でなく、自分たちがどれだけ高速に試行錯誤できるかの勝負なんです。」著者の見解には同意するが、できればフレームワークのような形でもう一歩踏み込んで抽象化してほしかったというのが率直な読後感。

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Posted by ブクログ 2018年01月31日

経済学・商学・経営学部あたりの学生が、本格的に授業始まる前に読んでおくと、けっこう深いところまで内容が理解できるようになると思う。社会人になってからも、ビジネスってそういうもんなんだなって一通り基礎的な知識として入れられるのでおすすめ。

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Posted by ブクログ 2017年03月01日

平易でわかりやすくビジネスモデルの遷移を綴っているので新入社員などに最適。ただし体系的にまとめてあるわけではないので注意。

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Posted by ブクログ 2023年06月14日

有名な会社のビジネスモデルの成長の軌跡をまとめている。ピンポイントだけど、村田製作所の自社にとって大事なセグメントを支える技術の特許をあえて取らないことで、技術の外部流出を防ぐというのは、どういうことなのだろうと思った。

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Posted by ブクログ 2023年04月24日

10年近く前のものですが、色褪せていません。
どこの企業も変革になったときに攻め切れるかが重要なのかもしれません。

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Posted by ブクログ 2023年04月07日

ビジネスモデルについて論じた本。古今東西様々なビジネスモデルが分かりやすく書かれていて読みやすかった。

・ビジネスモデル=誰にどんな価値を、何をどこから調達・創造して提供し、どう対価を得るのか

・外部との連携やパートナーシップに熱心な企業の業績が高い

・ジレットの替え刃モデル
本体は安く、替え...続きを読む刃は高く。
一度使ったら捨てるものを売れば客が安定する。

・今後も企業内に残り得るのは、非定型で創造的な一部の業務だけ

・サウスウェスト航空
組織がチャレンジできるのは、各自が本当の自分を曝け出せるユーモア精神溢れてこそ

・スタートアップに必要なチームは商品開発と顧客開発のみ。

・リーンスタートアップ
戦略は軸足を変えながら改善し続け、固まるまで大勝負しない
作業は提供価値の向上とアイデアの検証につながることだけ
これらの改善・検証を超高速で行う

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Posted by ブクログ 2022年06月05日

前半は前作と被っている部分が多かったです。後半からは馴染みの企業がたくさん出てきてぐいぐい読み進むことができました。約10年前の著作ですが、ここで紹介されていた企業の多くは今なお、最前線で活躍している企業ばかりでした。それだけ日々イノベーションに取り組んでいるのだと思います。

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Posted by ブクログ 2022年05月14日

分厚いと思いきや、軽く読める本。
Appleがすごいのは知ってたけど、他社でもこんなに流れの変革があったとは、、、

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年08月10日

わかりやすく2014年までのビジネスモデルの流れがまとまっている
最新の本ではないというのが残念だが、それはどうしようもない
大量生産大量消費から徐々にパーソナライズされた求めに応じていく流れが書かれている
在庫を減らすリーン生産方式は目から鱗であったし、スピード感が求められているのだと非常に感じた...続きを読む
インターネットの出現によってゲームが大きく変わった
人の繋がりを生むことができるようになり、国を超えて提携できるようになったし、知の余りを生かせるようになった

またパソコンからのスマートフォンの流れで垂直統合から水平分散、そしてアップルの垂直統合の流れは非常に面白かったし、アップルのブランドとしての真髄を見た

オープンイノベーションをすることによってより良いものが生まれていくため、競争というよりかは業界全体で成長していくという心が大切だと感じた

日本企業は負けがちといわれているが、戦えている部分はあるし、そこにフォーカスすべきである、また負けてしまっている部分もあぐらを書いていたことやスピード感の欠如であるため、ここからの巻き返しを経営陣中心に考えたい

またスタートアップの際にはリーンスタートアップとして顧客開発と検証を大事にすべきであり、顧客がいないと意味ないので試してみてダメだったらピボットというのは面白く、納得した

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Posted by ブクログ 2021年04月20日

国内外の古いものから新しいもの、ビジネスモデルを分解しその競争力の源泉を分かりやすく解説している。

#オーディブル

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Posted by ブクログ 2021年03月07日

世界の一流、特に今成長している企業がなぜ成長してきたかが、よくわかる。これまで特にIT系の急成長企業は、時代の潮流にうまく乗っかってきたとの認識だったが、この本を読んでみると、これらの企業は、時代を作ってきたということがわかった。

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Posted by ブクログ 2019年11月08日

メディチ家、三井家から現代のIT企業まで、フォード、GM、ジレット、フリーいろんなビジネスモデルが学べます。

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Posted by ブクログ 2019年06月16日

これまでのビジネスモデルを読み解きながら、新たなチャレンジができないか、自分ごととしてイメージしながら読みました。

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Posted by ブクログ 2019年06月12日

【目次】
序.お金にまつわる5つのビジネスモデル革新
1.ビジネスモデルとはなにか?
2.近代ビジネスモデルの創生期
3.近代ビジネスモデルの変革期
4.世紀末、スピードとITによる創造期
5.リアルを巻き込んだ巨人たちの戦い、小チームの勃興
6.どうビジネスモデル革新を起こすのか?
補.今、日本か...続きを読むら世界に挑戦できること

【感想】
メディチ家の国際決済システムから、オムニチャネル、クラウド等の最近のものまで、様々なビジネスモデルが簡単にまとめられている。
400ページ以上あるが、とても読みやすいのでどんどん読み進められる。逆に言えば個々のモデルの解説が薄いということかもしれないが、ビジネスモデルに興味をもつためのきっかけとしては最適だと思う。

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Posted by ブクログ 2019年02月28日

読み物としては面白い

本書の要点
要点
1
ビジネスモデル革新の歴史は、はるか昔から1990年頃までの第1期、1991年頃から2001年までの第2期、2002年以降の第3期に分けられる。
要点
2
ビジネスモデルという言葉が多く語られなかった第1期においても、三井越後屋、ジレット、ゼロックスな...続きを読むどの革新的なビジネスモデル革新は多くなされていた。
要点
3
ヒト・モノ・カネのクラウド化と、メイカーズの4種の神器により、近年起業のハードルは大幅に下がっており、第三次産業革命が起こりつつあると言える。

ビジネスモデルは『誰かに対してある価値を、どこからか何かを調達・創造し、提供して、対価を得るもの』

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Posted by ブクログ 2017年05月17日

面白かった。一部「そうかな?w」という意見が挟まれているけど、ビジネスを学びたいと思った時に手始めに読める、時系列にまとまってわかりやすい本。

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Posted by ブクログ 2017年04月25日

真に顧客第一主義の企業は、競合を気に留めない。顧客を起点にすれば、本当に何をすべきかがわかる。競合がいてもいなくても、市場があってもなくても、求められているものを生み出せれば、市場も顧客もビジネスモデルも手に入る。
…という理解でよいかな?

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Posted by ブクログ 2017年03月16日

ビジネスがヒトのヒマによって進化してきたことが理解できた。そして、ヒマだが手間は非常に嫌がり、そこにはカネが発生する。

ビジネスモデルは過去の成功に名前が付いたものなのでその言葉を使う際には、その歴史を知らないと軽い言葉になると思った。

随時見返す本。
面白かった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年12月01日

本書は全史を謳うだけあり、昔のビジネスモデルから最近のビジネスモデルが網羅されています。また、歴史だけにとどまらず、これからビジネスモデルをつくっていくためのヒントもあり、新しい事業をおこすにはどうするべきかの参考になりました。

"新規事業に業績目標必達を求めるな。失敗からの学習こそを第...続きを読む1の目標とすべきだと断じました。なぜなら、既存事業に多い目標必達文化は大きな挑戦を阻害します。しかし、挑戦し失敗から学ぶことなくして、新規分野でのありえないからです。"

どうビジネスモデル革新を起こすのか?という章でスティーブブランクの言葉を紹介されており、これは印象に残りました。とにかく、挑戦し、失敗し、学んで、また挑戦する。その繰り返しでしかないんだろうなと。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年08月21日

一昨年、話題になった三谷宏治さんのビジネスモデル全史。今週末の三谷さんセッションに向けた課題図書。400ページ超、ようやく読み終えました。

ビジネスモデルとは何か、ビジネスモデルの草創期から、フリーミアムといった比較的最近のモデル、さらにはリーンスタートアップにも触れるなど、かなり幅広くカバーして...続きを読むいて、「全史」というタイトル通りの内容です。

個人的には、任天堂のファミコン・プラットフォームの話やアリババのビジネスモデル、あとクアルコムのQRDモデルは、実は十分理解していなかったので、非常に参考になりました。

ビジネスパーソンの一般常識として、知っておくべき内容だと思うので、若手の方にオススメの一冊です。

あ、いちおう気になった点をいくつか。

・ビジネスモデルとは、旧来の戦略的フレームワークを拡張するためのコンセプト・セットであり、その目的は多様化・複雑化・ネットワーク化への対応である。

・優秀な人材ほど、辞めてしまって社内に囲っておけない。だから企業がイノベーションを創出するには、多くの外部者とのコラボは必然的

・スタートアップにチームは2つだけでいい。商品開発と顧客開発だ(スティーブ・ブランク)

・顧客に価値を提供できないモノはすべてムダ

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Posted by ブクログ 2017年04月19日

メディチ家など古い事例も含めて、様々な「ビジネスモデル」がサラッと紹介されている。あるビジネスモデルの最初は誰がいつ始めたのか、それはどれくらいの期間通用して何が原因で終わったのか。紹介されている内容は浅いが、多くの事例がひとまとめになっており、全体を眺めることが出来る。自分のビジネスモデルを考える...続きを読む上で非常に参考になった。

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Posted by ブクログ 2023年02月07日

いろいろなビジネスモデルが端的に紹介されていてサラリと読めるが、ひとつひとつの内容や紹介の順序(というかストーリー性?)はものすごくわかりやすいというわけでもない気がする。
図解などされていればもっと頭に入ってきやすいのかな?一通りのビジネスモデルを軽くおさらいしたい人向けだなと思った。

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Posted by ブクログ 2020年02月16日

ビジネスモデルは結局ケーススタディどまり?流行したビジネスの仕組みを紹介。大きなストーリーやメッセージがあるわけではないがビジネス教養としては面白い

●本の概要・感想
 ビジネスモデルの全史をメディチ家から現代のアップルやグーグルまでの選定になぞった本。ケーススタディが中心である。「イノベーション...続きを読むのジレンマ」の実例紹介本のようなものか。チャレンジャー企業がいかにして新しいビジネスの仕組みを確立したかが語られる。
 本書の理解が足りないのかもしれないが、三谷氏が「どういう基準」でケースの選択を行ったのかが不明である。本書の取り上げられるケースはITバブル時代以降のIT系のモデルを取り上げられることが多い。したがって、「全史」と銘打ってはいるが、取り上げるビジネスモデルの多くは現代のもの。昭和時代に日本を興してきたようなケースは紹介されない。「銀行」とか「商社」とか「テレビ」とか「自動車産業」といったビジネスについては触れられていなかった。あくまで、著者が独自に選んだ産業と事業について紹介してく本。

*ビジネスモデルが新しく生まれるとき
・どんなビジネスモデル変革も、既存のビジネスを上回る新しい付加価値を提供することで生まれる。既存ビジネスを超える付加価値を顧客に提供する必要がある
・そのうえでチャレンジャーのビジネスがきちんと利益を生み、継続的に発展していく必要がある
→まぁこのあたりは競争戦略論でさんざん議論していることではあるが...

*「ビジネスモデル論」の面白み結局のところ、何なんだろう?
 戦略論の面白みはその取扱いのしやすさだと思う。「ブルーオーシャン戦略」とか「ポジショニング戦略」とか「コアコンピタンス」等と企業の勝つ要因を概念化して、いろんな企業家が真似できることである。そのような概念に基づいて定量分析をして、企業の勝つ法則を新しく見つけること。戦うための引き出し増やしていけることが面白い。
 一方で、「ビジネスモデル」とは企業家にとってのインプリケーションが弱いように思える。紹介されるものが具体的すぎて、取扱いにくいからだ。本書の「ビジネスモデル」への迫り方も、徹頭徹尾ケーススタディである。その時代に流行ったビジネスの仕組みが解説されている。戦略論よりは具体性があって面白いが、どう取扱うか、というところまでは記述されていない。 
 著者は経営学研究の文脈において「ビジネスモデル研究は金の鉱脈だ(虚うろ覚え)」というようなことを言っていたのだけれど、どう重宝されるかがいまいちイメージできなかった。確かに読み物としては面白いのだが、これは科学的研究にはなりえず、あくまでビジネスを知的に面白がりたい人のためのアート系の話であるように思えた。ビジネスモデルは法則を解き明かさない。あくまである成功しているビジネスの仕組みを解説しているだけである。もちろん、そういったケースを多く知っていることが、知恵を結びつけるように思う。でも、上手くいっているビジネスモデルは結局のところ戦略論やマーケティング論で解説できるのではないのかと思う。ただ、具体的なビジネスモデルとして解説するよりも、最初から戦略論やマーケティング論の文脈で流行しているモデルを解説したほうが、取り扱いやすいのではないか。
 もちろん、そもそもビジネスモデル論議が抽象化自体を試みていない仕組みであるし。そのように取り扱われることを志向していないのかもしれないが。

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Posted by ブクログ 2020年01月19日

経営戦略論の始まりから現代に至る経緯を人物や具体例を交えて説明している。組織論から、ポジショニング、ケイパビリティなどを経て、70年代に世界を席巻した日本企業の戦略を捉えようとしている。
コアコンピタンス、ブルーオーシャン戦略などから、イラク戦争における「強い組織」の失敗から現場型の高速試行錯誤経営...続きを読むの強みを説明するに至っている。
B3Cの分析モデルなど、日々の考えを体系化してくれており面白い。

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Posted by ブクログ 2019年02月27日

320ページから323ページにビジネスモデル革新の系譜という年表(14cから2010まで)を含んだまとめがある。そこで知らないビジネスモデルや語があれば、目次を辿って読んでみるぐらいで良かったかもしれない。
あくまで本書は全史かつ代表的なビジネスモデルを取り使っているため、ウェブサービスの取扱は少な...続きを読むく感じる。紹介されたウェブサービスにはクックパッドやeBay、Googleなどがあった。

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Posted by ブクログ 2017年11月24日

前作(経営戦略全史)とはまた趣が異なる面白さがあったかな.

前作での主役は学者とコンサル(一部経営者)で,今作の主役は経営者.
一言で言えば,科学と応用のような関係だったと思うし,
前者は起業家のためのものであり,後者は顧客のためのものだった.

経営戦略でも近代に入って急速にバリエーションが増加...続きを読むしてきたのだと思ったものですが,
それらの応用・組み合わせで生み出されるビジネスモデルは経営戦略の増加に応じて
その累乗でバリエーションを増やしているので,ここ10年~20年で爆発的に増加している..
しかも,各々のビジネスモデルの寿命は5~10年らしい.

そういう状況なので,経営戦略論とは違って,ビジネスモデル「論」と言えるようなロジックは期待出来なかったですが,とにかくサンプルは色々と紹介されていました.
逆にそれだからこそ知的好奇心は刺激されるところもありました.

ビジネスモデル論の行方としては,あまりの組合せ爆発の状況を反映してか,
モデルそのものを議論するというよりも,それを生み出す個人やチームのあり方(ケイパビリティ)を論ずる理論立てに向かっている印象でしたね.
その傾向は,バリエーションが増加した経営戦略側にもいえますけど.

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Posted by ブクログ 2017年09月06日

前著の「経営戦略全史」と同様に読み物として良い本。ビジネスモデルの研究史の紹介が少なく、そのためにビジネスモデル同士を横串で比較する視点に乏しいので、そこが強化されればより良かったと思う。

ただ、「コースの定理」の説明を完全に間違えているのがすごく気になった(302ページ)。
R. コースの主要な...続きを読む業績は、The Nature of the Firm(1937)とThe Problem of Social Cost(1960)という2つ論文。この足しても60ページくらいの短い論文でコースはノーベル経済学賞を獲ってる。
このうち、「コースの定理」と呼ばれるのは、取引コストゼロの場合、所有権の配置に関わらず当事者間の交渉で社会的厚生が改善されるという命題で、1960年の論文(の前半部分)で主張されたもの。
ところが、本書では、企業境界の決定要因は企業内外での取引コストの多寡によるという1937年の論文をあげて、これをコースの定理と紹介している。
どちらも確かにコースの主張だけど、「コースの定理」が1960年の方ということは広くコンセンサスを得ており議論の余地はないはず。実際に、1937年を指してコースの定理と呼ぶ例に出会ったことは一度もない。だから、本書でのコースの定理の説明は間違いというほかないと思う。
企業理論や契約理論など経済学・経営学で広く使われる、ごくごく基本的かつ極めて重要な概念なのに、なんで間違っちゃったのだろう。著者は結構な経歴の人だけど、ずっと間違えたまま覚えているんだろうか。
本書の論旨に関わるものではないし、間違いをゼロにはできないけど、これくらいのベストセラーだと間違いがそのまま広まってしまいそうなのが気がかり。ネットで検索した限り、間違いをそのまま引用してる書評やレビューがちらほらある一方で、間違いを指摘しているものは見つけられなかった。もしかして、数千人、数万人単位で間違えて覚えてるかも。
最新の版では直ってて欲しいところです。

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Posted by ブクログ 2017年02月14日

昨年の夏休みの宿題として自分に課した、
骨太な一冊。ビジネスモデルの歴史と、
「ビジネスモデル」という用語の歴史。

どのようなかたちで社会に価値を提供するかは
時代とともに移り変わってきており、
そのモデルの先駆者がそのまま勝者とは限らない
こともまた栄枯盛衰で面白い。

自分の仕事を客観視できる...続きを読む意味でも良書。
ただ、骨太すぎて内容がやや消化不良。
管理職になったら読み方も変わるかな。

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Posted by ブクログ 2016年08月06日

様々な分野で活躍した企業のビジネスモデルが歴史的な観点も踏まえて紹介。物語というよりも単発での紹介となるためビジネスモデル全体の歴史というよりも、ビジネスモデルの事例集として楽しめる。

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