あらすじ
「妃になりたければ、俺に逆らうな」セシリアの無垢な身体は、残酷な王と噂されるフェリクスによって淫らに開花させられた。王宮の舞踏会で国王と知らないままにフェリクスと出会ったセシリアは、密かに想いを寄せていた。だが、強欲な叔父に脅され、国王に嫁ぐよう命令されてしまう。セシリアに裏切られたと憤ったフェリクスは、セシリアを王宮に連れ去り、夜毎貪るように身体を求めてきて……。【目次】王の花摘み~甘い執着と淫らの籠~/君を想う愛しさ故に/あとがき
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綺麗
お話にでてくる情景が綺麗でした。
イラストも綺麗です。
ストーリーもいいです。
残念なのは、ダンスシーンがないことかな
結婚式の衣装も知りたかったし。
懐妊シーンも見たかったなと。
Posted by ブクログ
叔父の命令で嫌々出席した舞踏会で、お互いの素性を知らずに出逢ったセシリアと国王のフェリクス。ほんの短い時間しか会っていなかったのに、セシリアに惹かれたフェリクスはセシリアを探し出し、家にやってきます。
この時点でいい感じなのに、余計なチャチャを入れる叔父のおかげで、話はこんがらがってきます。セシリアは王妃の地位なんか望んでいないのにそれを強要され、フェリクスはセシリアが他の女と同じと勘違いしながらもセシリアを嫌いになれず、気持ちはすれ違います。
お互いの苦しい心情がよく出てて、イラストもセシリアの色っぽい感じがよかったです。
Posted by ブクログ
両親が死んで、残された病弱な弟を守る事を誓う主人公。
そんな主人公の叔父は野心家で、王妃にならねば…と
弟をどこかへ連れ去ってしまった。
弟のために自分を売り込む主人公。
それを誤解しつつも…な王様。
ある意味ものすごく王道です。
後は主人公が口にするか、自動的にばれるか、のどっちか。
とにかく主人公を信じようとする王様が若干不憫です。
いや、それを言ったら最初から不憫?
アプローチが総スルーされているのが可愛そうでw
見ている親衛隊は、違う意味で苦難を強いられたと。
王様本人が後で頑張ってよかった、と言っていますが
その通りです。
罵倒して放り出して後で迎えに行く、のと
信じ続けるのでは、その後の気持ちが天と地です。
とはいえ、何か変だ、と早い段階で気が付け、と
ものすごく突っ込みたかったですけど。