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Posted by ブクログ
第2作。
今回は、前作で登場した後輩の女子との話。
記憶から消えてしまう(BTTFみたい!)という仕掛けであったり、今回は日付が巻き戻ってしまう(エンドレスエイトみたい!)という仕掛けであったり、どこかで聞いたことのあるような仕掛けなのだけれど、読ませてしまうのは、キャラクターが魅力的で、文章が軽妙だからだろうか。
とある事情で主人公と恋人同士を演じなければいけないのだけれど、演じていたらいつの間にか本当に好きになってしまい…というのもラブコメの王道の筋書きではあるし…
Posted by ブクログ
ラプラスの悪魔・・・とても勉強になりました。
タイムトラベルのような話で、夢があります。読み進めていくうちに想像が膨らみ、次のページ・次のページ・・・と時間を忘れて読み進められました。
是非ぜひ読んでいただきたい、おすすめの本です!!!
Posted by ブクログ
『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』の続巻。
【ストーリー】
麻衣から告白の返事をもらい、恋人同士になったことを喜ぶ咲太。
そんな咲太に「付き合うことになった日の朝に巻き戻る」という超常現象が起こる。
今回の現象も思春期における問題が原因で発生してしまう「思春期症候群」の一環らしい。
現象の原因となっているのは、後輩の朋絵。
朋絵は友人の好きな先輩から告白され、困っており、
無意識に時間を巻き戻したみたい。
先輩からの告白を防ぐために、朋絵は咲太と恋人の振りをすることに。
「恋人ごっこ」のおかげで、告白を回避し、
無事次の日を迎えることができた咲太。
しかし、朋絵は本気で咲太を好きになってしまう…
咲太は麻衣が好きなので、二人の関係を応援するために、自分の気持ちにふたをしようとするが、
それが原因で再び思春期症候群が。
最終的には、咲太が朋絵に気持ちを引き出すことで、決着。
だが、ここで終わらないのがこのシリーズ
(まだ2巻だが…)
最後に牧之原翔子と名乗る女子中学生が登場。
彼女は咲太の初恋の相手であり、「思春期症候群」で行方がわからなくなったはずだが…
更に、以前より幼くなった姿で登場し、たくさんの疑問が…
【感想】
咲太と朋絵の「恋人ごっこ」がすごく羨ましいです!
というかリア充は爆発すべし!!
会話のテンポが小気味よく、二人の笑いながら言い争う姿が頭の中に浮かんで、ほっこりしました。
個人的には麻衣より朋絵のほうが好きですね。
うぶな感じがたまりません(*´ω`*)
そして相変わらず咲太がイケメンすぎる!
咲太は卑猥な噂で孤立しそうな朋絵のために、
噂を流した先輩と喧嘩し、
「僕は童貞だ!」で噂を払拭する。
いや、これは朋絵も惚れるよ…
ラブコメがメインのお話ですが、ちょっぴりミステリー要素もあるので、
「この現象をどう解決するんだろう」というわくわく感とヒロインの可愛さを楽しめる超絶私好みの1冊でした!
Posted by ブクログ
評価:☆4
麻衣と付き合うことになったはずが前日に時間が巻き戻り、咲田の告白がなかったことに・・・というところから。
今巻では後輩に嘘の恋人を頼まれて受けるわけだけれど、受ける理由が流されてなんとなくではなく、妹の境遇と重なるからっていうのは説得力あってよかったと思う。
仲良くなっていく過程も丁寧だったし、朋絵が咲田に惚れるのも分かる。
でも正直、恋人のフリをして演じた嘘が本当の気持ちになるっていう展開は王道中の王道で予想外なところはなかったから刺激が少なかったのも事実。
「僕はたったひとりでいいけどね。そのひとりが必要としてくれたら、生きていける」
こんな風に言い切れる咲田はカッコよかったけど、そのひとりに朋絵はなれなかったわけだ・・・切ない。
素直になれない理央が可愛くて気になってるので理央メインの巻が楽しみw
「嘘は本当にならないし、本当は嘘にならないんだ。」
「……百回やっても?」
Posted by ブクログ
咲太はようやく、麻衣先輩と付き合えるはずだったのに、どういうわけだか、前の日に戻ってしまっていた……
これはどこかに原因となる悪魔がいるはずで――
と見つけたのは、メールの返信を何よりも大事にする後輩の朋絵。
彼女は、友人の憧れの先輩から告白されるのを逃げまくっているらしい。
そんな朋絵と咲太に「二人は付き合っているらしい」という噂が流れた。
という話でした。
ちょっと盛大な「思春期症候群」の話で。
今度は時間を操ってしまう病気。
そして、最後にはちょっとがっくりきてしまうようなオチが待っていました。
でも、それはそれで咲太のためにはいいのかなあ……と思ってます。
他人の目が気になって気になって気になってしょうがない時期っていうのも確かにあって。
友達のことを断りづらいことも確かにある。
普通にあることが、症候群になってしまうのがすごいところなんですが。
咲太もみんな、何も悪い所のない悲しい所のない、ちょっとだけ切ない読みやすい話なので、ラノベ+恋愛要素のお話が好きな方にはオススメします。