あらすじ
人よりもほんの少し早く動き、
ほんの少し早く決断すれば、道は開ける。
動くことの大切さを知っている人はたくさんいます。
ところが、思いついたことを実際に行動に移せる人は、それほど多くはいません。
ましてや、この少数の行動する人たちの中でも「すぐ動く人」となると、さらにその数は少なくなります。
そして、この「すぐ動く」ということが、
じつは人生を生きていくうえでどれだけ大切なことであるか知っている人はあまりいません。
竹村さんは「世界のトップ20」に選ばれたスゴ腕の女性ファンドマネージャー。
ファンドマネージャーとは、株の売買を通じて資産を運用する仕事ですが、
これは言ってみれば、少し先の未来を読む仕事でもあります。
つまり、どのような状況においても、少し先がどうなるのかを常に見越して決断し、
すぐに行動することが求められるのです。
本書では、そのような世界で活躍してきた著者から、「すぐ動く」ことの大切さ、「すぐ動く人」が何を考えているのかをご紹介していただきます。
*目次より
■ みんなで赤信号を渡るときがいちばん危ない
■ 明るい未来にプレミアムがつく
■ 失敗を反省している暇はない
■ 誰かが気づいてくれるなんてただの幻想にすぎない
■ 自分探しはやめなさい
■ オンリーワンは自己満足にすぎない
■ 「運」は“小さいおじさん”の形をしている
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
20100430~20100430
・普段はダラダラしてもよい。ここぞというとき、全力でぶつかる集中力が必要なのです。
・人と同じことをしていては成功は得られない。
・私たちが大切にしている常識の価値観のなかにはあまり意味のないものがあります。そんなものに縛られているのは馬鹿げているとは思いませんか?
・信じるのは自分の感覚で納得できたときだけ。
・相場を見る人に必要な能力「多数派の意見に流されない能力」
・相場の格言「人の行く裏に道あり花の山」
・何が大切かをそのとき見極めるのがいかに大事かということ。そして人をハッピーにすることで自分も幸せになる
Posted by ブクログ
すぐ動きたくなる!
いやなことも、好きなことも、すぐ動く。
時間がまわる。
いやなことも、すぐ動く。さっさと済ます。大事。
すごくバイタリティーのある人だなあと、感心する。
また、著者竹村さんの投資哲学も好き。
儲かりそうだから投資をするのではなく、その企業がやろうとしていることが、人々の役に立つと思うから投資をする。
こういう考え方、すごく好き。
Posted by ブクログ
すぐ動くことで、いかにほかの人よりも良い結果を出せたかという事を、著者の実例を用いて、説明している。
自分も行動しないといけない事はわかっているけど出来ない
という事も多い。しかし実体験として行動しないで失敗した事も
数多くある。
そろそろ失敗から卒業したいので、この本はこれからの行動について背中を押してくれたと思う。
まあ、自分もそうだが、息子は家でダラダラしている事が多い。
小学2年の息子はまだ読めないだろうから、エッセンだけでも
伝えて、すぐ行動することのメリットを知ってほしい。
Posted by ブクログ
思い立ったら何かしらのアクションを起こす。
いつも希望を回りに伝えている。
自分が正しいと思う道は人の意見を気にせず進む。
ビジネス書に書かれているありふれた内容ですが、
著者が実践してきた裏づけを感じ説得力のある書き方で様々なことを説明してくれています!
ブラジルに行きたい!という思いをアウトプットしていきます!
あと運を下げるようなことはせず、人を勝たせることを意識して行動していきたいです!
Posted by ブクログ
この本を知ったのは道幸武久さんのセミナーでした。
この本の著者の竹村さんをヒットさせると言っていたので、
そうだ!と思いだして購入。
本には7つの「しないこと」が書かれています。
自分の中では最初の 「人と同じことをしない」が印象的でした。
特に印象に残ったのが下記の点です
===本より抜粋===
チャンスに気づくかどうか。そしてそれに気づいたら全力を挙げて
命がけでつかみに行く。
私たちが大切にしている常識や価値観の中にはあまり意味のないものがあります。そんなものにしばられるのは馬鹿げていると思いませんか?
===抜粋終わり====
チャンスに「気づく」ことができるのか?気づくためのアンテナを持とうとしているのか?これを常に自分に問いかけられる人が気づくことができ、気づかなければそのチャンスはチャンスでも何でもなくなってしまう。そんな気がします。
いまある常識や価値にしばられる(自分の中ではとらわれているの方がしっくりくる気が…)のは非常にあります。
著者が2歳半の時に飛行機から見えた雲を「雪が積もっている」と云ったそうです。大人になるにつれて柔軟な考えがしづらくなることもあると思うのですが(自分がそうなんです)、自分で勝手にワクを作ってしまっているんじゃないでしょうか?
「小さいおじさん」、見えるようになりたいな。(ビヨンド記)