【感想・ネタバレ】ナポレオンで仕事上達のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ナポレオンは3時間しか寝ない!

ということくらいしかナポレオンについて知らなかったが
それ以外にも真似すべき点が多く驚いた。
学んだことは以下の3つ。

①仕事を好きになる
 好きな仕事を探すのではなく、今やっている仕事を好きになること。
これはどんなことにも当てはまり、好きなことをやっていてもその上達には必ず好きでない退屈なこともかなり多くやらなければいけない。この本曰く、99%は地味なことに力を注がなければならない。それなら、今やっている全てのことを好きだと自分に思い込ませることで、仕事の効率もUPし、疲れを感じないで済む。
ただ、好きだと自分に思い込ませるのが難しいことかと思う。
そのために、少しヒントが書いてあり、実際に「これ面白い!」と言葉に出してみたり、小さい達成感を作ったりして自分をハイテンションな状態に持っていくといいそうである。

②タフに、攻撃的に勉強する
 回数を重ねて力を付けていこうとせずに、何事にも最初から全力で臨む姿勢が大事である。というのも、時間は限りあるものだから今を全力でやらなければもったないとナポレオンは考えているからである。
また、ナポレオンは疲れたらどこででも脳を休められたそうで、日中でも数分寝たり、目をとじたりすることで脳を休めていたそうで、そのおかげで夜中に3時間しか睡眠を取らなくてもやっていけたのではないかと言われている。
とにかく時間を無駄なく使うという気持ちが大事みたいで、集中力を保つためにも、やはりメリハリが大事なのだと感じた。

③「われわれは」という意識を持つ
 「私は」ではなく「われわれは」ということで自分のやっていることの使命感が増し、モチベーションの維持ができる。自分のために頑張っていても周りとの関係がうまくいかず、みんなのためにという意識を持つことで環境はぐっとよくなる。


結局、先のことばかり考えずにその時その時を楽しむことことが、全力で仕事をすることにもつながり、さらには効率もUPするのである。
先のことを考えないのもだめで、やはりこのバランスが難しいのだと思った。

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2011年03月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

斎藤孝が心酔しているナポレオン。彼はフランス革命の立役者として有名だが、この本は、ナポレオンの考え方を、ビジネスで活かしてみよう、というまさに斎藤孝らしい本。
斎藤孝はあらゆるジャンルの偉人に精通している。もちろん、本を書く為に色々調べたんだろうけど、この本も、ナポレオンのことはもちろん、ゲーテや福沢諭吉、イチローや鈴木敏文氏まで、自然にエピソードを交えて文中に織り交ぜている。巧いなー。。
ナポレオンは小学校で習ったんだろうけど、「面白い帽子の被り方をした戦争に強い人」くらいの印象しかなかった。自慢じゃないが歴史には疎い。しかし、数年前にある本と出会って、その中でナポレオンについて語っているのを見てからは気になっていた。
ナポレオンは貧しい家で産まれ育ったが持ち前の意欲の高さで、陸軍の一兵卒となり、将軍となって着々と出世をして35歳で皇帝になったらしい。異例の早さの出世だ。
ナポレオンは演説上手で、部下への指示も具体的で的確だったそう。そのへんは想像できるが、地味な仕事も進んでやったらしい。
騎兵でなく、敢えて地味な砲兵科に進み、大砲のことを誰よりも熟知できるよう影ながら努力に励んだらしい。斎藤氏は、「細部まで掌握している自信が、自分の拠り所になる。そこを突破口にして自分の持ち場を拡げていく。」といい、それを「地味力」と名付けている。これはすごくポジティブな発想法だ。

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2013年02月27日

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