あらすじ
〈本書の一部〉
第一章では、まず、今の「日本の人事」はどのような歴史をたどって、ここに至っているのかという歴史を紐解くところから始めたい。バブル崩壊以降、2度の転換期を経ていることを、本書では指摘する。
第二章では、そうした状況を踏まえて、これからの人事が、戦略人事として成果を上げていくためにはどう考えていけばいいかを、キーワードをあげながら話をしていく。
第三章では、グローバル人材、経済、コーチング、ビジネススクール、それぞれの分野で活躍する第一人者へのインタビューを掲載した。各分野における最新事情と、人事との関わりについて率直に語っていただいた。
第四章では、人事担当者が現在おかれている位置と、人事担当者自身の今後のキャリア形成について述べさせていただいた。戦略人事として求められている人間像についても触れているので、参考にしていただければと思う。
第五章では、先進的な人事制度を取り入れて注目を集めている企業の人事担当者の方を、人事の最新トピックスについて取材させていただいた。現場ならではの大変興味深い話を伺うことができたと自負している。
こうした本書の内容のひとつでもふたつでも、皆さんの明日の活動の糧にしてもらえたとしたら、幸いである。
(はじめに より)【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
身につまされる話がたくさん。「人材データベース/人材マネジメント支援システム」「PDCA発想」「事実ベースのマネジメントとバリューチェーン」の章が特に参考になった。
Posted by ブクログ
ここ10年の人事部を取り巻く環境の変化、そして今、経営目標を実現するために戦略的人事マネジメントとしてどのような事に取り組んでいかないといけないかがわかる。後半には最近の人事課題について、実際に企業でどのように取り組み解決していったか、企業人事担当者へのインタビューが載っており興味深い。タイトルが「破壊と創造の・・・」となっているのとどうつながるのかはちょっと謎。
Posted by ブクログ
人事制度の変遷や課題が詳細に説明されており、企業の人事担当者だけではなく、一般社員も読んでおいて損はない本だと思う。
特に、「自分で考え、判断し、行動し、その結果を自ら評価できるようにするのがコーチング」というフレーズが印象に残った。
Posted by ブクログ
言ってることはその通りだが中身が薄い。出版された当時はそれでもなかなか画期的だったのかもしれない。近年の日本人事が抱える問題の触りをキャッチするのには、良い。
Posted by ブクログ
経営環境の変化に合わせ、これからの人事には従来以上に戦略性が求められているとのこと。
キーワード
・教育・人材開
・コーポレートユニバーシティ
・採用
・グローバル化
・メンタルヘルス
・多様化推進
・シェアードサービス
・人材データベース/人材マネジメント支援システム
・PDCA発想
・事実ベースのマネジメントとバリューチェーン