【感想・ネタバレ】保守の心得のレビュー

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・保守とはなにか。自国の伝統や文化、習慣や社会の在り方、
さらにはこれらのものの考え方を尊重し、長い歴史の中で培ってきた自国の良いところを大切にしていこうと態度だ。
先人が築いてきた自国の歴史の素晴らしいところを継承し、
国民としての誇りを保持していこうとするのが、大人としての生き方だろう。

そうしたものに敬意を払うことなく、自分たちの利益や気まぐれによって、安易に変えてしまおうとするのは愚かだ。
時代とともに世の中は形を変えていくものではあるが、形は変わっても本質的な自国の良さは大切にしなければならない。
・憲法で大事なのは、自国の歴史を見直すこと。
占領体制で強制された憲法を改正するという考えを止め、自分たちでかつて作り上げた憲法をもとに作り直すべきである。
・伝統と国益の二者択一があった場合、国益を優先するのが保守の態度である。
・国会で、良い論争をしていたら、内容をすぐに拡散する。
議論の上手な人がいたら褒める。注目すべき議員を自分で見つけ、発言を追いかける。
・「謝るな」「舐められるな」が国際社会のルールだ。
「自分にも否があることを認めれば相手もわかってくれるだろう」というのは、日本人同士でしか通用しない。
そもそも分かり合えないからこそ他国なのである。
・「健全財政」の真の意味は、「我が国は貧乏な国である。いざ戦争となれば、
増税をしなければならず、外国から借金もしなければならない。
従って、平時は健全財政を行うこと。でなければ、国民は戦争についていけず、外国も金を貸してくれない。」である。
増税とは、戦争や大規模な災害によって追い込まれたときにのみ行うべきものである。
・上司がすべきは、人の話を聞いて、情報を判断したうえで、やるべきことをみんなに教えること。
そして、ヒト・モノ・カネをつけ、部下に任せた後は、報告・連絡・相談をさせて、
情勢を分析しながら、また今後の方針を示すことなのだ。
経済力を背景に軍事力の増強と、強気の外交を進めること。
これが、戦争を避け、平和を築く最善の在り方である。
・政治家や専門家に任せるのではなく、国民が知ることによって、世の中を動かしていくこともあるのだ。

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2023年03月18日

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