【感想・ネタバレ】魔界転生 下 山田風太郎ベストコレクションのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前巻から続いて読んだけれど、あまりにも十兵衛が強すぎて逆に笑っちゃうくらいだった。でもそれ以上にピンチもつきまとってかなり面白かった。武蔵がどうしても幕府に、伊豆守に雇用されたかった欲だけで、ラスボスどころかすべてをねじ伏せてしまう力技も凄まじく、それを最後に阻止した十兵衛が、どうなったか描ききらないのも、なかなかに面白いラストだった。

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2023年10月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後の武蔵の話が「おおぉ」と思いました.単に他の剣士と同じ流れで対決するのかと思いきや,そうきたかーという感じ.
とにかくはちゃめちゃで面白いと思いました.

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2012年12月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

山田風太郎すごすぎるな…どれ読んでもハズレがない。柳生忍法帖に続く十兵衛シリーズ2作目。1作目では、敵より十兵衛のほうが圧倒的に強くて、最後まで余裕が感じられたけど、今回はかなり精神的ダメージを食らっているようでハラハラした。柳生忍法帖を読んだ身からすると、変わってしまった父と対峙するシーンが辛いな
どの戦いも迫力があったけれど、やっぱり武蔵との対決の描写が凄まじすぎる…沈みゆく島、真っ赤な夕陽、向かい合う武蔵と十兵衛の姿が目に浮かぶ。
また、脇役の使い方もうまいなあ。前作は、坊様たち、今回は柳生十人衆。みんな死んじゃうから、残酷なんだけど、それぞれにちゃんと立派な最期が用意されている。
今回の作品は特にそうだったけど、山田風太郎の描く戦いのシーンって一瞬で決着がつくな。そこに長く時間を割かない。なのにこんなに手に汗握るなんて。
忍法帖の戦闘シーンって、スピード感があって、自分もその場にいるような、緊張感や迫力を肌で感じられる。たくさんのカメラがあちこちに配置されていて、あらゆる角度から描写されているような感じ。ほんとに天才だと思う。

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2021年07月11日

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