【感想・ネタバレ】修復士ラファエリア1のレビュー

神矢陽 / くまの柚子

自称『修復士』のラファエリアは、“モノ”の声を聞き、刻(とき)を戻すことができる女の子。ミケ、ザロというワケあり少年助手らと共に、その力を役立たせるべく修行中! そんな彼女の元に、200年前から他国と国交を絶っているフローレツィア国のレオール王より、「小瓶の刻を戻してほしい」という依頼が舞い込んだ。だけど小瓶は口の悪いひねくれモノ! おまけに依頼主の王は人嫌いなうえに○○オタク!! さらに修復士が王を殺すなんて噂も出回って……!? ※作品の表現や演出を考慮して、電子版は一部のページを加工、追加または削除しております※

[ブクログ · ★★★☆☆]

ラファエリアは、人の想いが籠った古いものと話をすることができ、そのものの刻を戻すことができる。この女性主人公が、明るいけど、ちょっと抜けている感じが楽しい。２００年前から、隣国と国交を断っている謎のフローレツィア国のレオール王から、小瓶の刻を戻して欲しいと依頼が来る。しかし、この小瓶がひねくれていて、なかなか上手くいかない。実は、背後に重大な秘密があるのだ。
主人公の周りの人物たちが、みな生き生きとしているのがいい。