あらすじ
「強育論」の実践編。宮本哲也氏の授業技術を惜しみなく公開した一冊。
小学生の保護者とともに、小学校の先生、塾講師必見です。
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Posted by ブクログ
前書の「強育論」はいろんな意味で強烈だったがこちらはちょっとトーンダウンしていた。著者の仕事に対する考え方、子供に対する考え方が分かり、こちらの教室での特殊な教え方の利点を一応理解することが出来た。巻末三分の一ぐらいは実際の教室で行っている問題も付いているので、これなら買って一度やってみてもいいかな、と思わされた。
Posted by ブクログ
「考えること、それ自体が訓練」というシンプルな主張がストレートに伝わりました。誰のためでもなく、自分自身のために、きちんと考える訓練を積むことは、一生ものの財産となるでしょうね。子供たちがうらやましいと同時に、日々ぼんやりとしている自分の背筋も伸ばさなくては!という気持ちになります。
前作に比べより実践的な内容。
(この本だけでも直接得るものは多いとは思いますが、まず前作を読んだ方が良いと思います)
巻末のパズルにはなるほどと唸らされます。
Posted by ブクログ
強育論の続編。算数パズルの作り方とかより実践的な話に言及している。考える力を教える。親が読むべき本。
親が「若いうちの苦労は買ってでもしろ。」の諺を妨害する最大の足枷になっているというのは、染みた…。
計算力が高いことを自慢している奴は、忍耐力が無い奴でもあるということだとわかった。
最近の難関校は計算の速さを求めない。つまりは、計算の速い奴は本当に頭の良い奴じゃない。世渡りの上手い奴なだけなんだなって。
コレステロールよりも、善玉ストレスと悪玉ストレスのほうが大事な問題だということが良くわかった。
総じて子を持つ親には耳が痛い話ばかりかもしれないが、本当に考える力がある親だったらこの本は非常に参考になる本である。