あらすじ
21世紀を生き抜くビジネススキルを提供する「21世紀スキルシリーズ」創刊第2弾!
外資系コンサルティング出身の現役ビジネスパーソンによる、世界標準スキルをお届けします。
「コンサル流 プレゼン資料作成術」は、自分たちの考えをチームで共有し、誰が見ても一目でわかるように表現し、相手を動かすための「コミュニケーションツール」です。
本書では、作成の手順を3つのステップに分け、授業形式で演習を交えながら紹介していきます。
STEP1 メッセージを構造化する
STEP2 文章化してストーリーをつくる
STEP3 伝わるようにスライドに落とし込む
一般的な日本企業では、プレゼン資料をここまでつくり込むことはほとんどありません。「口頭で説明すればいい」「資料でそこまで書かなくてもわかってくれるだろう」という社内の上司や取引先担当者との情報や文化の共有があったからかもしれません。
しかし、人材が流動化し、グローバル化が急激に進むなか、文化も習慣もこれまでの経験もまったく異なる中途入社スタッフや外国人とチームを組むことが多くなっています。パートナー企業や取引先が外資系企業ということもあるでしょう。もはや「阿吽の呼吸」は通用しません。
「誰が見てもわかる、相手を動かせる」プレゼン資料こそが激動の21世紀を生き抜いていくために必要なスキルなのです。
本書は、パラパラと読んでなんとなく賢くなった気がして終わり、という本ではありません。明日から実践するためのテキストです。
ぜひ、あなたも生徒の1人になり、自分で考え、手を動かして授業に参加してください。
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Posted by ブクログ
■タイトル: コンサル流 プレゼン資力作成術 ■手に取った理由(1~2行): 上司のおすすめ本リストにあったため。また、資料作成の機会があまり多くない今のうちにキャッチアップしたかったため。 ■感想: パワポの具体的なtipsというより、資料作成の前に何を考えるべきか、という「そもそも論」にページ数が割かれている。何度も読み返したい。 ■一番の学び: 資料作成を以下の3ステップとした場合に、パワポを開くのは③から。 ①伝えたいメッセージの構造化 ②文章化、ストーリー化 ③スライドに落とし込む ついつい、パワポを開くが先行しがちなので気をつけたい…… ■その他(任意): 装丁が緑色で目に優しい。読みやすい。
Posted by ブクログ
・正直あまり期待せずに流し見をするつもりだったけれど、これ系の本で一番コンサル現場っぽい生物感があった気がする。という意味で良かった。
・書いてることに新しさはあまりないけど、本当にやってる人はこれやってるんだな、という感じ。資料を複数人で作ることを前提として最適化された流れや基準は、やっぱ外コンすげえなあ、な感じ。