【感想・ネタバレ】日本の特別地域 特別編集 これでいいのか 東京都 足立区vs葛飾区vs江戸川区(電子版)のレビュー

あらすじ

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特別地域とそこに住む人々、その人たちの生活を色々な面から分析し、
批評することを目的とする『地域批評シリーズ』。

臆面なくいわせてもらえばご好評いただいているが、
その礎は『足立区』、シリーズ化の足掛かりは『葛飾区』である。
今回は既刊の2区に江戸川区を加え、「新下町編」というスタンスでこれらの地域を分析していきたい。

足立・葛飾・江戸川の3区には「庶民」があふれ、新しい下町。
すなわち「新下町」となっている。
必然的にお上品で高級な土地となるわけもなく、良くも悪くも庶民的だ。
しかし、区民が家財産をすべて焼かれたビンボー人であったのは今や遠い昭和の時代。
「相変わらずビンボーでヤンキーな東京のブロンクス」的なイメージに対して、
「ホントっすか」という態度で取材を始めたのが本シリーズ第一弾である『日本の特別地域1東京都足立区』だった。

当時「格差社会の象徴」扱いされていた足立区ではあったが、様々な分析の中で
「ビンボーではあるが凶悪犯罪はあんまりないし、物価は安くて家賃(土地)も安いし住みやすいじゃないの」
という結果になっている。

さて足立の次に「新下町」である江戸川区はどうなんだろうか。

今回のテーマは、「全体としての新下町」の真実と「それぞれの違い」である。
比較対象は練馬、杉並、世田谷の西側3区。
「格差社会の象徴」扱いされた新下町だけに、どうも3区の最下位争いに終始しそうな危惧もある。
が、「新下町」を、数々のデータを用いて解き明かしていこう。

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Posted by ブクログ

自分が住む土地に関する批判的な本があるので読んでみた。
センセーショナルな言葉であおるだけ、あおって、最終的には「そんなに危なくないし、安いから住みやすいんじゃない?」という結論に落ち着いている。無難に収めようとしすぎているのではないかな??
しかし、小中の教育レベルがずいぶん低いことは由々しき事態だ。まぁ、公園たくさんあるし、元気に外で遊んでくれたらいいのだけど...

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2010年02月01日

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