【感想・ネタバレ】世界最高の日本文学~こんなにすごい小説があった~のレビュー

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Posted by ブクログ

紹介されている本も然ることながら、著者の紹介の仕方がうまい。
全部読みたくなってくる書き方。
紹介される本も著者自身にも好感触。

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2012年07月30日

Posted by ブクログ

[ 内容 ]
珠玉の名編から、戦慄の怪作まで―あなたの小説観・人生観を根底から変える12編。

[ 目次 ]
小説を読むコツ
岡本かの子『鮨』―初恋のせつなさ
森鴎外『牛鍋』―陰惨なすきやき
三島由紀夫『憂国』―セックスと切腹の童話
泉鏡花『外科室』―完璧至純の恋愛
武者小路実篤『お目出たき人』―日本文学史上最悪の主人公はこれだ
川端康成『眠れる美女』―ノーベル賞作家はダジャレがお好き
谷崎潤一郎『少年』―世界に稀なヘンタイ文豪
江戸川乱歩『芋虫』―ジットリ粘りつく悪夢
嘉村礒多『業苦』―世界最高のウジウジ文学
夢野久作『少女地獄』―整形手術で本当に幸せになれますか?
小林多喜二『党生活者』―革命のためなら鬼になります
岡本かの子『老妓抄』―人生のはかなさ

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2011年04月12日

Posted by ブクログ

おすすめされて読んだ本

慶応の教授である著者が
日本文学の厳選した彼のおすすめ本を
紹介するっていう単純な本

紹介されている本は
全部明治から昭和の方々
近代文学の人は紹介されていない
私自身
森鴎外やら夏目漱石やらの本をそこまで読んでないので
すごいおもしろい教科書を読んでいる気分

昔の文学ってなんだか
グロテスクで、エロで、奇妙
日本文学に興味がわきました

といいつつ
この本で読んだ気になって満足したのも事実

この教授のそれぞれの物語の要約がうまいんだなぁ

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

クラシック評論でお馴染み許さんの日本文学評論本。やっぱり許さんらしく、読みやすくって面白かったけど、クラシックに比べて、こっちは誉めてるのばっかりだから、パワフルさが負けるな〜と(笑)基本的に、あんまり読書家ではない若者に向けての紹介本なんで、比較的メジャーで、短い読みやすいの中心に載ってます。私が読んだことあったのは半分かな。で、やっぱり読んでて面白かったのが、唯一こん中で貶してる憂国(笑)そうだよね!これ口あんぐり開けて、「ホ、ホンキ・・・・・?」とポカンとするしかないよね!ちなみに私としては、三島なら「英霊の声」をさらに薦めたい。これはすっげえぜ〜。みんな「ヒロヒトー!!!!」って興奮しまくってて、みんなおったててるんだぜ〜(何を)現代日本人の感覚からすると、この本の中に出てくる人たちが天皇に求めてるのはSMクラブの女王様以外の何者でもないんだけど。これ読むと、天皇制って・・・・・と考え込んでしまうこと間違いなし!(多分)で、私は今ひとつ三島の魅力を理解できてないので、逆に許さんには三島でオススメを教えて欲しかったんだけど、上手くいかないもんだなー。しかし、ほんまか?ほんまに現代の大学生たちは憂国がお気に召すの??

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

近代文学小説をあまり読まない人でもとっつきやすく(ようは短くてわかりやすい。難解じゃない。)面白い作品を引用を交えて、あらすじ、見所などが紹介されている。

三島由紀夫の「憂国」に関しては著者とおんなじ様なことを感じていた。ていうかこの作品、学生に人気あるのか・・・。

紹介されていたものはほとんど読んだ事あったけど、泉鏡花は改めて読み返したくなったし、唯一読んでいなかった嘉村磯太の作品を読んでみようと思う。

あと、武者小路実篤ってここで紹介されている「お目出たき人」は極端だけどどこかしら「それマジ?」みたいな雰囲気出てるよな。

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2011年05月26日

Posted by ブクログ

私はここに出てくる日本文学、どれも読んだことがありませんが、これを読んで武者小路実篤さんの「お目出たき人」というのは非常に読んでみたくなりました。

著者いわく「日本文学史上最悪の主人公はこれだ」ですよ。
解説を読むと、なるほどタイトルどおり非常におめでたい人でした。

あと、江戸川乱歩さんの「芋虫」。
昔からタイトルは知っていて「どういう話だ?」と思っていましたが、この本の解説を読んでお腹いっぱい。
とても怖くて、本物を手にとって読みたいとは思えなくなりました。

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2010年12月09日

Posted by ブクログ

とりあえず日本文学は奥深いのねーとゆう感じ。
ここに載っている作品を読もうという気にはあまりならなかったけど、この本自体は面白かった。
「世界に稀なヘンタイ文豪」とか「世界最高のウジウジ文学」とか。笑

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

王道の名作を紹介してる本かと思ったら全然ちがった‥名作はほとんど読んでしまっている人にはいいのかも。それでも、かなり偏りがあるのであまりお勧めはしないです。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

こういう指南書がないと読書できないとしたらそれも由々しい事態なんだけど、いかんせん無駄足を踏んでる余裕はないので、それもアリかと。この本を読んで、確かに日本文学ほどヘンタイの頻出する文学もめずらしいかなあと思ったwまあ、アメリカ版谷崎とかは、もしあっても和訳されてないだけかもしれないけど(笑)

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2009年10月04日

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