【感想・ネタバレ】素敵探偵ラビリンス(3)のレビュー

あらすじ

少年探偵・日向(ひゅうが)マユキは、「愛の料理選手権」の審査員に。しかし平和なはずの会場には、恐ろしい爆破予告が届いていて……。爆発物を発見できない警察たち。爆破の成功を確信し、あざ笑う真犯人。緊迫していくムードの中で、たった一人、マユキだけは「ある痕跡(こんせき)」を見逃さない! 「対決! 料理選手権!!」ほか、旧都に花咲く乙女の恋&廃墟・東京タワーでの大活劇が……!?

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Posted by ブクログ

 3巻にして、ミステリ要素は結構なくなった。
 伏せられていた舞台説明を軽く明かすことで、物語を進めていると錯覚させ、描きやすい日常やアクションものにすり替えようとしているのでしょう。
 大災害で都市機能がマヒしたとしても、国土の小さいこの国で、東京を放置したままにしておくことは、何かしらほかに理由がない限り・・・や、何かしら理由があっても、無いと思っちゃうから、やっぱり感情移入しにくい。
 いっそ、別世界ファンタジー探偵と言い切ってくれた方が受け入れやすかった気もする。
 新都から旧都まで、一時間半ぐらいらしい。
 まぁ災害後の交通事情の具合もあろうし、逆に未来の交通機関の発達の部分もあろう。
 相殺して考えると、新都は・・・第3新東京市辺りなのかもしれない。
 
 パーティだったり料理対決だったり、日常寄りな話が多い印象。
 探偵の部分にミステリを期待した層には、かなり残念な構造。
 純粋に漫画として面白いかというと・・・3巻らしく、キャラクターを活かした構成な気がするので、キャラが気に入っているファンに嬉しい感じなのかなと。

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2020年02月26日

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