【感想・ネタバレ】簡単に、単純に考えるのレビュー

あらすじ

勝者は、複雑なものの考え方をしない! 本書は、天才・羽生善治の思考法則を、二宮清純、平尾誠二、金出武雄ら各界の第一人者たちとの対談によって明らかにしたものである。“対局中は論理的に考えない。10手先のことを考えたり、休んだり、バラバラに考えたものを最後にまとめてから指す”“情報は「選ぶ」より「捨てる」。この手はありえないと、瞬間的に消していく”――など、シンプルに考えることが勝負に勝つ直感を呼び覚ますという。ビジネスの環境は常に変化している。にもかかわらず多くの人は、論理的思考の末に辿りついた考えや発想こそが、いい結果に結びつくと考えがちだ。しかし現実は、ギリギリの状況から生まれた直感の方が、いい結果を生み出すことも少なくない。要は追い詰められた状況を何度も経験して「勝負勘」を養い、従来の方法に捉われないやり方を導き出すことが大切なのである。柔軟な発想をするための「頭脳教科書」である。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

羽生さんの思考が様々な角度から見える。
第三章のコンピューターの話は少し怖かった。この対談で話されている事が現実となった時、一体どういう世界になるのだろうと。

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2011年03月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

仕事で使うため、読んでみた。
各分野の著名人との対談から著者が思索を深め、広げて行く過程が覗ける楽しみを味わうための本だった。マクロとミクロの視点を同時に、かつハイスピードで発動させるといいらしい。って、言われて納得はするんだけど、納得できるのと実践できるのはまた別の話なんだな、と。この手の本は、なるほどと思うだけじゃなくて、いいな!と思う所はやってみなきゃ価値がないかなと。せっかく読んだのだから、羽生さんの足元くらいには行きたい…。

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2012年04月22日

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