【感想・ネタバレ】世界の傑作旅客機50 大空を駆け抜けた名機たちの秘密のレビュー

あらすじ

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本書は旅客機を時代ごとに分類し、当時一世を風靡した名機から、いままさに現役の最新鋭機まで横断的に解説。旅客機の解説に加え、旅客機事業の移り変わり、社会に与えた影響、技術的進化なども盛り込み、旅客機好き必携の一冊です。
大空を飛び去る旅客機に見とれたことがある人は多いハズ。そこでこの本では、旅客機を時代ごとに分類し、当時一世風靡した名機から、いままさに現役の最新鋭機まで横断的に解説。旅客機の解説に加え、旅客機事業の移り変わり、社会に与えた影響、技術的進化なども盛り込み、旅客機の多面的な理解を助けます。機体解説の合間には、戦争と旅客機との関係、オイルショックの影響、使われる材料の変遷、キャビンアテンダント、航空会社の移り変わりなども解説しています。有名機や重要な機体は見開きで透視図を掲載しています。

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Posted by ブクログ

B787の話は少なく,むしろ昔の話がほとんど.
あとは旅客機の時代による移り変わりといった内容.
知らなかったことが結構あって面白かった.
航空交通にも興味が湧いてきた.
次はそっち系の本も読んでみようか.

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2011年10月02日

Posted by ブクログ

続けて旅客機の本。またしてもサイエンス・アイ新書からの選抜になるが、旅客機関連の書籍で初心者でも読みやすく、写真が豊富で値段も手頃なものが現状この新書のシリーズしか無いので仕方がない。本書は、旅客機が運行開始された20世紀前半から現代に至るまでの代表的な機体50機をピックアップして紹介している。スペックや型式の解説が主になっているので初心者には若干ハードルが高いが、旅客機の歴史を大局的に捉えるには最適の一冊である。

以下印象に残ったことを列挙。
・飛行機の安全性が大幅に上がったのは第一次世界大戦の影響。戦後は軍用機が旅客機に転用され始める
・世界初の全金属製旅客機は1919年初飛行のユンカースF.13
・ハンドレ・ページH.P.42の別名は「空飛ぶバナナ」
・水上機や飛行艇の利点は水面さえあれば滑走路が必要ない点だったが、陸上機の発達により姿を消す
・1930年代アメリカ旅客機市場ではボーイング、ダグラス、ロッキードの三社がシェアを争い、ダグラスDC-02/03が業界標準となる
・第二次世界大戦でジェットエンジンが登場
・イギリスで一番成功した旅客機は当時既に旧式だった木製複葉機のデ・ハビランド ドラゴン
・世界初のジェット旅客機はデ・ハビランドのコメットだが、墜落事故も多かった
・ボーイングが進撃を開始したのは1954年の707から。以後は基本的にボーイングの天下
・ダグラスはDC-09の売れすぎによる納入遅延からマクドネル社と合併を余儀なくされ、MD-80に名前変更。最終的にボーイングに吸収されて717となる
・機体の胴体を延長する事をストレッチという
・1970年代以降、旅客機の未来としてコンコルドに代表される「高速輸送」とボーイング747に代表される「大量輸送」の二つの道が示されたが、オイルショック等の影響で大量輸送路線が勝利する
・ヨーロッパ全体が協力しているエアバス社の体制はコンコルド開発時代の反省に基づいている
・旅客機生産数の最高記録はボーイング737の6687機
・現在の大規模空港でタラップの代わりに搭乗橋を使うようになったのは747などの巨人機への対応のため

また、前書きにも書いてあったのだが、現代の旅客機は経済性ばかり追求している結果、昔の物より没個性的になっていると感じた。逆に言えばこれからの旅客機は、「総二階建ての超巨大機」という特色を持つエアバスA380のように、明確で独特なアピールポイントを持つことが重要になるのではないか。

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2014年11月24日

Posted by ブクログ

飛行機が好きで、読んでみた。ライト兄弟から始まるんだ。最新鋭では、A 380が凄いな。787とどちらが正解なのか、10年後が楽しみ。

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2011年10月08日

Posted by ブクログ

飛行機乗るのは大嫌い、飛行機見るのは大好き
787の顔のノッペリ感は無いわ~と思いながら
最近は777が好きで、A340(380じゃない)にも乗ってみたいけど
やっぱりL-1011 TriStar大好きを再確認

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2011年08月12日

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