あらすじ 老健施設「さんざし苑」の入所者・成田正三は、目を離すとベランダへ行こうとする。介護職員の四条典座は、それが成田の妻の死と関係しているのではないか、と調べ始める。妻は昨年、成田家のベランダで全身緑色の服を着て、両手の爪を剥がれ、雨のなか遺体で見つかったのだ。妻の異様な最期の真相がわかれば、成田の閉ざした心も融けるのではないか――哀しみの底に隠された真実が心を震わす、感動のミステリー。 ...続きを読む \ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります レビューを書く 感情タグBEST3 #切ない #深い #タメになる すべてのレビュー ネタバレのみ 評価の高い順 新しい順 並び替え 評価の高い順 新しい順 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 Posted by ブクログ 介護老人保健施設さんざし苑に入所している成田正三はしょっちゅうベランダに行こうとします。介護職員の四条典座は、それが妻の不審死と関係しているのではないかと思い調べ始めます。 自宅や病院のベランダに緑色の鬼が現れるという謎の提示は魅力的でしたが、真相は意外性がなく無難という感じで正直拍子抜けしました...続きを読む。 しかし、手掛かりは親切に提示されていましたし、成田正三の生い立ちを調べていく過程は読んでいて面白く、最後まで飽きることなく楽しめました。 0 2014年07月02日 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 回廊の鬼の作品詳細に戻る 「小説」ランキング 「小説」ランキングの一覧へ