【感想・ネタバレ】古書屋敷殺人事件 ─女学生探偵シリーズ─のレビュー

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Posted by ブクログ

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「みなまで云うな」

てにをはさんの「古書屋敷殺人事件」が小説化だー!
動画から読んだら正直雰囲気がちょっと違う気がするけど、元動画のネタをしっかり持ち寄ってて知ってたら楽しい。読み終わった後動画見に行った。話続くんですかねこれ

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2021年09月15日

Posted by ブクログ

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 女学生探偵シリーズ第二弾。
 同名のVOCALOID曲のノベライズ……と思いきや、どうやら小説が先にあって、それを元に曲を作って公開し、それから小説を発表、という順序らしい。曲も文もこのクオリティとは驚き。
 前回は1冊に3作収録だったのですが、今回は1冊まるまる長編作品です。

 山奥の村にある「古書屋敷」。当主の首釣りから始まる連続殺人にたまたま遭遇した女学生・ひばりと、なぜかやって来た推理小説家・久堂。
 村へ続く唯一の道が絶たれ、逃げ場のない中、事件と推理が進行していきます。

 ……と、サスペンスな小説なのですが、なんせ主人公の探偵が女の子で、登場人物も女性比率が高く、緊張感を伴いつつも良い感じで和やかです。
 そして、事件慣れしていない巡査に、なぜか引っ張り込まれた謹慎中の警部は死体が苦手……こんな具合に、主要人物のキャラが立っていて、そのやり取りには笑ってしまいます。
 ひばりと久堂先生の夫婦漫才も健在。先生、愛ゆえに理不尽過ぎ!(笑)
 でも、どれほどひばりで遊び倒しても、危機にはしっかり駆けつけてくれるところが良いですね。歳の差恋愛好きな人にはなかなか美味しいのではないかと……。

 前回に引き続き、あまり期待しないで読み始めたのですが、一本の推理小説としてしっかりと構成ができていて、文章もテンポ良く楽しめました。
 というより、文章は前回のラノベ調がやや払拭されて、一般向けの小説としても売り出していけるような感じになったかも。
 挿絵がなかったのが残念ですが……。
 怪しげな新しい登場人物も出ましたし(怪盗?)、続編に大いに期待です!

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2014年10月13日

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