【感想・ネタバレ】花は桜よりも華のごとく 第二幕・月下氷刃のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

1巻より面白かったです。
1巻で左腕の怪我をおして能舞を舞ったために左腕が動かなくなった白火ですが、それなりに蒼馬やみなと仲良く過ごしていたのに、たまたま水浴びしていたところを剣の皇子と呼ばれる帯刀に見初められて、攫われてしまいました。

この巻では、ほとんど蒼馬と白火が離ればなれになってますが、離れているからこそ相手を思う気持ちが強く出てて、切ない状態が続きます。

帯刀も最初は白火を意のままに自分の元に置こうとしますが、白火に惹かれるうちに、これまでの生き方を変える感じになってて、最後までほんとに嫌な人じゃなく、蒼馬に会う前に帯刀に会ってたら、帯刀を選んでいたのかもって思うくらいでした。

最後、蒼馬を選んだ白火に対して、これまでの束縛を一転して、後援者として名乗りをあげたのはいきなりな感じはしましたが、白火が蒼馬の元に戻ったときの表情とか見たら仕方ないって思ったのかもしれないですね。

帯刀の援助で異国の医師の治療がうけられることになり、次巻では、白火の左手が直って、帯刀が白火の舞を見られるといいですね。

個人的には、カイの若いのに人生に達観している感じも嫌いじゃないです。

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2011年04月02日

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