【感想・ネタバレ】ふんわりな幸せをどうぞのレビュー

花川戸菖蒲

喫茶店を開く夢を持つ伊万里佳祐(マリ)は、八年ぶりに高校時代の先輩・宮地直人と再会する。 今はデイトレーダーをしているという宮地は、マリの夢を知り、開店資金の投資を持ちかけてきた。 宮地の気持ちに気付いたマリは断ろうとするが、強引に説得され、しかも同居まですることに! マリは毎日過剰なスキンシップをされ、その上宮地の巧みな囁きと愛撫に感じてしまって…!? ※イラストは含まれていません

[ブクログ · ★★★★★]

この先生の本は甘いお話ばかりですが、私の読んだ中で一番甘いお話でした。宮地はマリの事が学生時代から好きで偶然再会してマリの喫茶店を開く夢を叶えます。でもマリはシッカリした子で甘えてばかりではなく、芯の強い子です。だから余計宮地は心配になるし大切に思うし、策士になっちゃうし（苦笑）。ふたりのふんわりラブストーリー一気に読んじゃいました。

[ブクログ · ★★★★☆]

花川戸さんは好きな作家さんのひとり。新刊が出ていれば即買います。他の作家さんと比べ、作家のカラーが強い方だと思います(誰しも大なり小なりそういうものはあると思いますが)それというのも、どの作品を見ても攻が異様に甘やかす甘やかす…猫可愛がりとか保護者的とかいうのが相当するかと。私はそういうのも好きなのでいいんですが、苦手な人もいますよね(後輩は苦手だったようです)
また恋愛とか一緒に生活するとか仕事とかについて、いちゃいちゃしているだけでなくきちんと考えている様が書かれているのも魅力的ですね〜