【感想・ネタバレ】横歩取り超急戦のすべてのレビュー

あらすじ

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「横歩取りのハメ手定跡においてはこれが最終形と自負している」(まえがきより) 先手が▲3四飛と横歩を取った局面。それが横歩取り戦法の基本図です。ここで何も考えずに△3三角と上がっている方が多いのではないでしょうか?

しかし、実はその局面からは
1△8八角成▲同銀△3三角(△3三角戦法)
2△8八角成▲同銀△3八歩▲同銀△4四角(△4四角戦法)
3△8八角成▲同銀△2八歩▲同銀△4五角(△4五角戦法)
など、さまざまな可能性があり、そこには後手が勝つ変化も大量に含まれています。
△3三角しか知らない相手に、このような戦法をぶつけてみたらどうなるでしょうか。「アマ四段レベル同士の方の対戦なら、十中八九、研究している方が勝つ」と飯島七段は言っています。後手にはあの手この手の罠があり、先手が勝つにはそれらに対してすべて正解手で答える必要があります。しかもその中には、一見危険に見える受けや、守りの金を取らせる手など、初見ではまず指せないという手も多く含まれています。これならアマチュアなら知っているほうが勝つ、というのもうなずける話です。本書は後手番での心強い即戦力を提供するものです。ぜひネット対局や将棋大会で使って、気分良く勝ってください。

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Posted by ブクログ

横歩取りの奇襲について詳細に書かれた棋書 特に横歩取り△44角は対策を知らない初心者が多く勝ちやすい 効率的にレートを上げやすいのでオススメ

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2018年05月01日

Posted by ブクログ

33、44角戦法、45角戦法は正直今まで出会ったことが数える程しか無いが、特に45角戦法はやられると結構怖いのと、最近藤森先生の青野流の本を読み横歩取りを指してみたいと思っているのとで、(自分が後手を持って先手に仕掛けるというより)対策を知っておく目的で読んだ。結局はハメ手なので、先手は正確に指せば受け切れるのだけど、それがかなり難しい(間違えると先手はすぐに敗勢になり、しかも、当然だが仕掛けてくる後手の方が深く研究している)。知らなければ絶対指せないような定跡が紹介されていて、とても勉強になった。巻末付録として、チャート図で本文中の手順が整理されているのも嬉しい。

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2020年04月19日

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