【感想・ネタバレ】想いの欠片 1巻のレビュー

あらすじ

ガールズラブひとすじの作者初の長編コミック第1巻。ひとりの少女の女性遍歴を鋭く優しく包み込むように描いて「楽園」本誌&web増刊で大好評のシリーズです。GLコミックスの棚の新定番。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

年上の女性と割り切った関係ばかり結んでる、レズビアンの女子高生ミカを中心としたLGBT入り乱れる群像劇。

ことさら人間の悪い面を見せるわけでもないけど、リアルに感じる感情の動きが、なるほどな~とか共感~とか思いながら読むことができた。良き良き。

リアルさと、読者の願望を叶えてあげることの、バランスみたいなものに思いを馳せながら読んだ。

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2023年11月04日

Posted by ブクログ

レズビアンもヘテロもゲイもいるオムニバス漫画。
色んな子の当たり前を当たり前に描いている。

かっこいいレズビアンもずるいヘテロもアホなゲイもみんな魅力的。
性別じゃなくて人によるんじゃないかなというセリフの通り、その人だからこその魅力。
たとえばこの子はゲイだから女の子にモテるんじゃなくて、人懐っこくて素直に謝れるからモテるんだろうな、とか。
レズビアンやゲイという経験も含めてその人だけど、それだけじゃなくてやっぱりその人だからそうなってる。

続きが楽しみ。

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2014年03月27日

Posted by ブクログ

百合作品⁈(表紙から受ける印象)と思いきやビアン・ゲイが登場する一味違ったシリアス系作品でした。一番印象に残っているのは、どうして自分達は同性が好きなのかと原田が高岡に問いかけるシーンです。それに対してあっさり「同性だから」に決まってるじゃんと切り返す高岡がとてもカッコ良く見えました。多くの人が好きになる相手が異性ではないといけないように、自分達はその相手が同性ではないといけない。自分達は多くの人には理解されていないけれど、決して悪いことしている訳ではないんだというところに強いメッセージ性を感じました。次巻がとても楽しみです。

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2011年08月14日

Posted by ブクログ

竹宮ジン、初の巻数つきコミックス。
季刊雑誌「楽園」とWEB楽園から収録。

キャラクターの心情の機微や、セクシャルマイノリティの思うことをうまく作中に盛り込んでいる。
この作品に限らず素晴らしい練られ方。
百合好きだけでなく全ての漫画好きにおすすめしたい。

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2011年07月31日

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