感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2011年10月04日
震災の話を掲載したことに敬意を。
怪談が民俗学的な死者語りであるならば、語られる事で死者と共に生者の慰めになるであろう。
予知系の、ともすれば無責任な話じゃなかったのが賛辞に値する。
Posted by ブクログ 2011年10月03日
素晴らしい。実話怪談ものでは久々の大当たり。綺麗に終わった・・・・・・と見せかけてどす黒い悪意があらわになる話が多く、読み応えがあります。これはお勧め。
Posted by ブクログ 2011年09月04日
取材力、文章表現力ともに突出しており
実話系怪談本で、久々に充実した読後感。
この時期に、震災にまつわる話が収録されている点には
眉をひそめる人もあるとは思うが
いずれも、単なる怪談話では終わっておらず
読後には胸が痛む。
この著者を中心として、
ぜひとも「超怖」や「新耳袋」に類する
長寿シリー...続きを読むズを創出してほしい。
B級な表紙や、安直すぎる書名が
本書の価値を損ねているように感じられて
その点だけが残念。
内容が近年まれに見る良作だっただけに
この装丁を良しとした編集者の能力を疑いたくなる。
Posted by ブクログ 2012年07月13日
「一冊に百話も収録されているとなると
似たり寄ったりの話が多く出てくるんじゃないかな」
なんて思っていましたが、そんなことはなく十分に楽しめました。
とにかく読み手を“ぞくっ”とさせる描写が上手なので
本格的な怖い話を手軽に楽しみたい!という方にオススメです。
それはそうと…このセンスのない...続きを読む書名はどうにかならないのでしょうか(笑)
本の内容と全然合っていないような気がします^^;
Posted by ブクログ 2016年12月25日
2016.12.25
怖いのか怖くないのか微妙な100話だったが何度も鳥肌が立った。
百物語なので一気には読みたくなくて、犯罪のルポ本と交互に読んだ。
このレビューを書きながら今日はX'masだと気付き、聖なる夜に俺は何を読んでんだと更に鳥肌。
今からでも遅くない、街に繰り出そう!
...続きを読む東北の震災の話はグッときました。
最後に持ってきてくれてありがとう。
第76話の必勝法
本が出版された2011年から遡ること30年前、正しくは30年以上前とあるので1970年代の後半でしょうか。世の中に携帯電話はまだ存在しませんでした。自動車電話は開発されていましたが、これは携帯電話とはまったく性質の違うものです。その上、とても一般的とは言えず、電波状況が悪いために使...続きを読むえるエリアはごく少なく、外回りの営業業務に役立つレベルのものは、重くてかさばるショルダーホンの登場を待たねばなりませんでした。
重箱の隅をつついたようなことですが、どんな小さな誤りでも、そこに引っかかると他の作品まで嘘くさく感じられます。佳作が多いだけに非常に残念です。