【感想・ネタバレ】恋命シリーズ（１） 恋命の小さな奇跡のレビュー

三月薫

デビュー後第1作が大反響のためそのまま連載化! スーパー新人が放つ縁結び御伽草子!! 特別立派なわけでもない、小さくて古い神社。こちらの神社におわすのは、少年の姿をした恋の神様・縁(えにし)と結(むすび)。時には見守り、時には寄り添い、暴いてさらして、人の縁を結び上げる。縁結び御伽草子の、はじまりはじまり。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ネットでよんだ試し読みで漫画がうまいなぁーと思って購入。
神社に住まう少年の姿をした二人の神様、縁と結。
１話よみきり形式で、神社にくるいろんな人たちの
悩みを解決していく。
お話に破たんもないし、可愛くてうまい。
でもイマイチ萌えきれないのは、主人公の神様二人が
完全に外野視点だからかな。
神様二人は主人公キャラじゃなくて、
主人公を指導するキャラだよなぁ。もう一人、ダメな
主人公がいてそれを二人が叱咤しながらワイワイやる
形のほうが良かったかな。

[ブクログ · ★★★☆☆]

“「こうなったら直接出向きましょう!」
「最初からそうしてればよかったんじゃないか？」
「そうですねムダに心が痛いです」
「俺達は他の神々のように指先一つでどうにかできるほど
立派なものではないからな…」
「人に近く僕ららしくやりましょう」”[P.57]

面白かった。
縁結びの神様ならこれはもう絶対恋が叶うんじゃないかって安心して読める。
二人には色々ありそうで次も楽しみ。
1巻だけでキャラが立ってるのでおまけ漫画も面白かった。

“「雪君…君…いい子ですねっっ!!」
「？」
「バカだけどな」「愛すべきバカで僕は好きですよ 応援したくなってきました!!」
「バカバカ言いすぎだよ……」”[P.143]