あらすじ
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ジェット・エンジンが理解できる本。なぜパワーが出るのか? どんな仕組みなのか? 560トンの機体を、高度1万メートルの上空でマッハ0.85で飛ばすことができる究極の内燃機関ジェット・エンジン。このジェット・エンジンの原理と仕組みを工学的にわかりやすく解説するとともに、最新のエンジン開発の過程も紹介する。(ブルーバックス・2010年9月刊)
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Posted by ブクログ
ジェットエンジンの仕組みの概要だけが知りたい人には向かない本です。内容は難しいです。
大学の機械工学科卒業レベルの人向けの本。工学的視点で語ろうとするとこれ以上簡単にはできないと思います。
Posted by ブクログ
ジェットエンジンに関する本で、中身はブルーバックスというよりは教科書より出会った。
まず1章で歴史について書かれている。個人的には第2次世界大戦中にドイツしかジェットエンジンを実用化できていなかったというのは知らなかったので驚きである。
第2章ではジェットエンジンについての基礎科学についての解説。
第3章ではもう少し深く流体力学と材料力学的な説明を行っている。
第4章では性能だけではなく信頼性についても書かれている。ここでは実際の材料などについて述べられていてなかなかおもしろかった。
第5章では日本のジェットエンジンについて書かれている。
個人的には予想していたよりもかなり専門的で硬い内容であった。
そのため流体力学や熱力学、材料力学等の基礎知識がないと読み進めるのがきついかなぁという内容だった。