【感想・ネタバレ】猫の水につかるカエルのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

両親も亡くなり、残された家で自分を溺愛するあまりに心中を持ち掛けてくるメス猫とのひっそりとした生活。

自分も高齢になり、毎年かかさず受けている健康診断で、予期せぬ陰が見つかり、腐れ縁の巨体の男と噛み合っているのかもよくわからないような話をしながら食事をするひととき。

「傘と長靴」で公園に住んでいる猫たちの餌の面倒をみる男の話が印象的。
増減する猫たち、交通事故や悪意を持った人たちによって翻弄される過酷な野良生活。

猫大好きー。
本が出版される頃にはまだ地域猫っていう考え方はまだ浸透していない時期かな?

どの生き物にも共通していることだけど、明日生きているか定かではない状況にいる猫たちに、手を差し伸べすぎずに適度な距離感で世話していくっていうのは
単純に可愛いという思いだけでは決して真似できないことだよね。

面白い面白くないだったら普通に面白くないし
著者と年齢差ありすぎで共感もできないけれど
猫が好きなので猫ネタっていいよね)^o^(

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2014年02月27日

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