【感想・ネタバレ】戦場アニメーション 1のレビュー

中田貴大

声にコンプレックスを抱え、周囲に馴染めない女子高生・蜜花。彼女は、アニメ監督を目指す同級生の蟹沢に声優としての天賦の才能を見出され、アニメーション制作部へ勧誘されるが……。運命の出逢いが人生を変える!?

[ブクログ · ★★★★☆]

アニメ声がコンプレックスで、万事に臆病になっていた女の子が、アニメ大好き、アニメのためにすべてを捧げるような男子、カニカンに出会って大きく変わっていく。

話はオーソドックスだが、毎回、クライマックスにアニメの手法を導入していて、その迫力がすばらしい！

大きいコマ、そして一つずつのコマの視点をずらすことで、スピード感がうまく表現されている。それはまるでアニメのようで、ここを見るだけでも楽しい。

[ブクログ · ★★★☆☆]

アニメーションを題材に、
いろんなキャラクターが集い、戦い、成長していく
まさに「王道」的な展開を見せるスタート巻。

まさに「王道」、まったく「王道」なので、
安定感はあるものの目新しさは今ひとつな感じ。
これからどうなっていくかなぁ。

[ブクログ · ★★★☆☆]

話自体は王道なのでそれなりには面白いが、それ以上のものがない。
つまり、この作品ならではの面白さがない。

とっかかりに主人公を脅していうことをきかせるパターンは個人的には嫌い。