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Posted by ブクログ
通信関連の技術者からすると名著だと思います。
私の場合は単に雑学として読みましたが、当時の固定電話のプロセスに驚嘆させられます。数十年前にここまでの技術が構築されていたという点についてです。
Posted by ブクログ
業務上コールセンター向けシステムの理解を深める必要があり、手に取った。
本書は加入電話がつながる仕組み、IP電話の仕組み、ひかり電話の仕組みと三章立てで構成されている。
ここの、IP電話の仕組みの章が業務上非常に役立つ情報がまとまっていた。
電話の仕組みがインターネットのTCP/IPの仕組みの原型であることが理解できた。
また、社内の知識と併せて、コールセンターがSIPサーバーを活用してどのように業務内容を分析しているかの理解に役立つ知識を得られた。
ルーターは交換機の発展型だったのか・・・・スイッチの原型は電話技術にあったのか・・・・とか、おそらく古くからネットワークに関わってきたからすると「今更?」というような気づきが多くあった。
現在、社内でここら辺の話がわかる社員が不足しているというのは、電話系技術とネットワーク系技術両方に精通している必要があり、これは現状社内的に皆が嫌煙するスキルセットであるからなのではないかと思った。
Posted by ブクログ
受話器を取って,相手に電話がつながり,そして切るまでの仕組みを,
順にわかりやすい説明で順に追っていきます.
電話が終わったら次はIP電話の電話との違いの説明に入りますが,
電話の仕組みを基に説明しているので,理解もしやすく,
IP電話だけを説明した本より最終的な理解度は高いのではないかと思います.
タイトルの「基礎知識」は携帯電話にだけかかっていると思います.
携帯電話の詳細は同シリーズの携帯電話は〜を読めということかと.
Posted by ブクログ
最近はやりの異世界召喚ものでは、転送される先の文化技術レベルは現代日本よりも劣っていることがほとんどだ。
『永遠のアセリア』では主人公が電信の技術を現地の研究者に伝えるシーンが省略されていたが、自分が同じ状況におかれたとして、現代の技術をどこまで説明しきれるだろうか。
本書はそんな状況になる前に読んでおく本としてこれ以上ない選択肢だろう。
電界と磁界の働きにより遠方まで線でつなぐ物理の話、アナログからデジタルに変換する情報の話、通信方式を規定するプロトコルの話。
どれも過ぎたることも及ばざることもなく、一般人が読んで納得できるレベルで留めており、最低限の知識でも楽しみながら学ぶことができる。
本書さえ読んでおけば、異世界に転送されたとして、自分で一から造るには至れないが、腕が良くて話がわかる現地研究者にさえ出会えれば、科学技術の進歩に貢献できるかもしれない。
Posted by ブクログ
電話の仕組みが知りたくて読んだのがきっかけ。固定電話、IP電話、光電話の仕組みをよく理解できた。
加えて電話の仕組みがネットワークの仕組みの元であることも理解できたのは、良い意味で想定外出会った。
電話はもちろんであるが、ネットワークについて知りたいという場合にも是非とも読むべきと思慮。
以上
Posted by ブクログ
使い慣れた一般の電話網から,IP電話網,携帯電話網についての技術的な説明を詳しくない人でも分かるように書かれてありました.
その反面,ざっくりとし過ぎていて,理解を間違えそうな部分もありました.
Posted by ブクログ
電話網の事など一切知らなくても、わかった気にさせるほど丁寧でわかりやすい説明。
巻末にもあったが、技術をたとえ話で説明しているため、知ってる人には胡散臭く映るかもしれない。
詳しく知るにはコレだけでは当然ダメだが学ぶ道筋を示してくれる良書。
Posted by ブクログ
電話の受話器を上げてから交換機内部の処理を経て相手と通話が開始されるまでの過程を丁寧に追った本。このシリーズは特定のプロセスを丁寧に解説するのに長けてるんだけど、その良さが随所に出てる。交換機内部のプロトコルとか、音声のデジタル変換の過程とかもしっかり解説されているので、電話についてしったかぶりしたい技術者諸氏にはもってこいかも。ただ、IP電話や携帯電話の部分は急ぎすぎの感もあってわざわざ一冊で解説する必要があったかは疑問。IP電話のあたりはいずれ分冊としてしっかり解説したのを出して欲しいなぁ・・・。
Posted by ブクログ
電話の技術をわかりやすく解説したものは意外と少ない。
電話屋からネットワークの世界には入りやすいが、ネットワーク屋が電話の世界に入るのは難しいという著者の主張は、確かにと思う。
Posted by ブクログ
2011/12/08
出張の飛行機の中で読んだ。
全体的に文字が多い。
専門用語が多いから言葉の説明は必要だけど、一回で覚えることはできひんから何回か読む事を想定して読みやすさを考慮した方がよいと思う。
電話は普段仕組みを知らないで使うから中では大変なんやろうなー。
Posted by ブクログ
タイトルからイメージするよりは詳細に寄りすぎて、
知識欲を満たすためだけに読むには若干ヘビーだった。
物理学とソフトウェアに明るくないと、
読むのがかなり難しいと思う。
とはいえ、はじめて知ることも結構多く、ためになった。
Posted by ブクログ
「電話って実はかなりデジタル」
タイトル通り、電話がつながる仕組みを、設備からデジタル信号の流れまで、それなりにわかりやすく説明してる。途中、詳しく掘り下げすぎてだるくなったけど、全体的に浅く、軽く知識を付けたいぼくのようなド素人におすすめ。
IP電話とかNTTアクセス回線会社分離案とか話題になってるニュースが少しわかりやすくなりました。
Posted by ブクログ
通信会社に勤めているからには、、、と思い読んだが、途中からほとんどついていけなくなった。。。
基礎ではあるのだろうけど、『基礎=簡単』ではないこと改めて感じた。そのうち読み直してみたい本。
Posted by ブクログ
電話網に関する教科書的存在。IP電話や携帯電話に関しても言及。アクセスラインから交換機までを順を追って説明している。わかりやすく説明しようと例を多用しているが、逆にわかりにくく感じる。
Posted by ブクログ
会社から送られてきた課題。今まで何気に使っていた電話の仕組みについて、わかりやすく図、写真を用いながら書かれています。読んでいて思ったことは、少し理解しにくいと思うところがありました。細かく説明しているのですが、全体像をいまいちイメージしにくかったです。僕の理解が悪いだけなのかもしれませんが。あと、気になった点は、たまに話がそれてしまい、何の話をしていたかわからなくなることです。僕はIP関係については、詳しくある程度は知っていたので、そこまで苦労はしませんでしたが、初めて読む方は少し苦労するかもしれません。僕が何も知らずにこの本を読んだ場合、理解に苦しむと思いました。でも、読んでおもしろい本であることは確かです。