【感想・ネタバレ】歴代総理の経済政策力のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

歴代総理の経済政策力

最近三橋貴明の本をよく読んでいるが、この本もとても興味深く読んだ。
マクロ経済学を理解せずに国のトップになる、なんておかしい気がするが、そのおかしい事が日本ではずっと行われているようだ。

例外的なのは、田中角栄・小渕恵三・麻生太郎・宮澤喜一程度で、その他の人、特に橋本龍太郎や民主党になってからの鳩山・菅は全く
時流と逆の政策をしていて日本の国富を大きく毀損してしまった。そういった事実を論理的に示している。

2012年9月時点において、後1年以内に総選挙がある事は間違いないが、今現在の日本の状態をきちんと認識して、短期・中長期のビジョンを明確に
語り、そして実行してくれる人物に一票を入れたいと思う。
かつての小泉郵政選挙、前回の民主の政権交代といったワンフレーズで語れるほど日本の現状は単純でないし、先送りにできるほど楽観視できない状況ではもはやないのだから。

それにしても、2000年以降のストップ&ゴー路線(少し経済がよくなるとすぐ財政引き締めをしてデフレに戻す)はなぜ起きてしまっているのだろう。
増税・規制緩和による、官僚の利権拡大が目的なのだとしたら、そういった物もあわせて変えていかないと政治家だけではうまく行かない。

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2012年09月09日

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