【感想・ネタバレ】オヒョイのジジ通信のレビュー

藤村俊二

「十代のときは十代、二十代のときは二十代の、そのときどきに、やりたいことをやってきたので、また若い頃に戻りたいとは思わないのです。どの時代も楽しかったけど、かといってもう一度、同じことをするのはめんどうくさい。やってきたこと以下じゃいやだし、それ以上のことをするのはきっと大変でしょう。だから今、反省も後悔もありません。(本文より) 夫が、父親が、恋人が…オヒョイさんだったら素敵!いやなことからヒョイ、ヒョイって逃げだしちゃうから「オヒョイ」。何よりも自由を愛する男の、老いてなお輝く毎日。誰もが知りたい、カッコいいジイさんの秘密。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ああやっぱり～な人でした。こだわりが強くておしゃれで…でもこんなおじいさんがそばにいたらちょっと厄介かもしれないと思いつつ楽しんで読みました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

オヒョイこと藤村俊二さんのエッセイだが、昔から名前とお顔は存じているのだが、あの（失礼かもしれないが）とぼけたキャラは天然のものなのか作られたものなのかも興味があった。
実際、ひょうひょうと、そして自然体に徹して生きているのだということがわかり好感が持てた。
大好きなお母様とのエピソードにはホロっとくる。
今、周りの人から優しい目で見てもらえ、出会う人にも恵まれているのはお母様がそうなるように愛情をかけて育ててくれたおかげという感謝の思いに温かい気持ちになった。