【感想・ネタバレ】ニッポンの懸案 韓・中との衝突にどう対処するか(小学館新書)のレビュー

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Posted by ブクログ 2017年04月09日

正直最後まで読むか迷いました。
最初の対談があまりにあの国らしくてσ^_^;
日本がまず責任を果たせみたいな(笑)

しかし最後の3つは良かったです。
中国がいかに民主主義の通用しない国かということがわかります。
党の軍隊という私兵を持つ国がいかに戦争にブレーキが効かないか。
情報統制が容易にできる...続きを読むことで兵の暴走を許します。
世論というブレーキが効き過ぎる我が国といかに対照的であるかとわかります。

また憲法改正についても「日本国民は」という主語を消せばどこの国の憲法かわからなくなるとあります。
笑えたのは「平和を愛する諸国民」の下りを平和を愛する中国国民」に変えたらどうなる?という下りはゾッとしました。
まあい今の世論がよくわかる本やとおもいます。

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Posted by ブクログ 2014年03月17日

櫻井よしこ女史と7名の方との対談で、韓・中との付き合いについてのニッポンの懸案について、それぞれポイントを絞って語られている。
もともとは「言論テレビ」のインターネット番組「君の一歩が朝(あした)を変える!」の収録によるものらしい。この動画は視聴したことがないのだけど。

対談相手にダライ・ラマ法王...続きを読む14世がはいっていることがビックリだけども、この時の内容は、くわしく2014年春にPHP新書で出される書籍にまとめられるらしいので楽しみだ。

どの対談を読んでみても、”大丈夫かニッポン?”という不安が襲ってくる。
領土に関して言えば、北方四島(歯舞・色丹・択捉・国後)はロシアに不法占拠されていて、武島は韓国に不法占拠されていて、佐渡島・対馬は中国韓国に大量に土地を買われていて、沖縄本島・尖閣諸島周辺は中国が領海・領空侵犯を繰り返している。また、北朝鮮に拉致された同胞はかえらぬまま・・・。平和憲法第九条がこの国を不思議なバリアで護ってくれていると主張する方達もいるけども・・・大丈夫なのか?

どの対談も面白かったけども、やはりダライ・ラマ法王14世の発言は気になるところで、結構衝撃的だった。・・・たとえば”私はマルクス主義者”宣言とか!(←気になる人は本文読んでね!)

今まで知らなかったけど、インターネット番組「君の一歩が朝(あした)を変える!」←気になる!チェックしてみようと思った。

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【内容(「BOOK」データベースより)】
韓・中との歴史認識、領土問題の軋轢が増している。韓国は「従軍慰安婦」の少女像を、この問題と無関係のアメリカ各地に建てようとし、官民一体となって反日を世界に拡散しようとしている。これはまさに日本の名誉、国益に関わる問題である。また、中国の尖閣諸島への侵入も恒常化し、防空識別圏を設定して侵略の意図を露わにした。時に韓・中は協力の姿勢を見せ、日本に圧力をかけている。こうした国益侵害にどう対処すべきか。櫻井よしこ氏がダライ・ラマ法王ほか、韓国、中国問題及び領土・領海、軍事、憲法問題の専門家と徹底議論する。
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【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
櫻井/よしこ
新潟県長岡市出身。ハワイ州立大学歴史学部卒業。米紙「クリスチャン・サイエンス・モニター」東京支局員などを経て、1980年より日本テレビ「きょうの出来事」キャスターを16年間務める。95年『エイズ犯罪血友病患者の悲劇』(中公文庫)で第26回大宅壮一ノンフィクション賞、98年『日本の危機』(新潮文庫)などで第46回菊池寛賞を受賞。2007年に「国家基本問題研究所」を設立し、理事長として積極的に政策提言を行っている
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【目次】
対談1 “従北勢力”が跋扈する韓国は内戦状態(櫻井 よしこ × 洪 熒)
対談2 言論の自由を封じ、入国拒否の蛮行に走った韓国の精神構造(櫻井 よしこ × 呉 善花)
対談3 尖閣、五島、沖縄、そして日本海にも中国の脅威が(櫻井 よしこ × 山田 吉彦)
対談4 国境の島の防人に聞く「日本の離島をどう守るか」(櫻井 よしこ × 中山 義隆)
対談5 軍事独裁国家・中国との戦争を防ぐには日本の軍事的努力が必要だ(櫻井 よしこ × 村井 友秀)
対談6 抑圧ではチベット人の民意は得られない―中国は変われるか(櫻井 よしこ × ダライ・ラマ法王14世)
対談7 日本の領土、領海を守れない憲法をどう変えるべきか(櫻井 よしこ × 百地 章)
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Posted by ブクログ 2016年12月12日

韓国・中国とどう対峙するかを、キャスターの櫻井よしこが色んな関係者と対談することで、方向性を探っている一冊。

彼女は右寄りと言われているものの、対談相手は現場の人なので、決して右寄りとは限らない。
ただし、誰もが国防について真剣に考えている立場なわけで、いわゆるネトウヨともパヨクとも違い切実さがあ...続きを読むって、深く共感できた。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年08月16日

2014年の20冊目です。
冷静な語り口が特徴の元ニュースキャスターの櫻井よしこさんの著書です。
彼女の著書を読むのは初めてです。
時々、マスコミを通して「日本は、もっとしっかりしなくちゃダメ」といった感じの発言を耳にしていました。
本書は、インターネット番組で対談した6人の著名人とのやりとりを通し...続きを読むて、
日本が抱えている懸案を提起しています。
個別の懸案に対する著者の考え方の基本は、”国益”を守るというものです。

懸案とは、中国、韓国との間に生じているものが取り上げられていました。
慰安婦問題、靖国、竹島、尖閣、防空識別圏、歴史認識、憲法改正など、、、。
ここどれが正しいと声高に言うつもりはないけど、
なんとなく問題の存在を知っているが、個別にその具体的内容を知らないことが多い
と改めて感じました。

もっとしっかり勉強しなくては、語れないなと痛感しました。

おわり

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Posted by ブクログ 2014年11月29日

対談をまとめたもの。
YouTubeでもダイジェストで見ることができる。
ブレてないですねえ。櫻井よしこおそるべし(汗・・・

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