【感想・ネタバレ】由似へ… 下のレビュー

大谷博子

【ページ数が多いビッグボリューム版！】心を通わせた渉の死に打ちひしがれる由似だったが、母の遺した手紙に胸打たれ、生きることを見つめ直す。同時に母へのコンプレックスからも脱却した由似は、再会した幼なじみの慎二や、親友の志紀と共に高校生になる。そんなある日、憧れの人だった卓矢が、妻と別れ戻ってくる。それぞれの人生に関わりながら真っ直ぐに生きる、由似の青春のゆくえは―!?

[ブクログ · ★★★★☆]

小学生の頃、アネキの持っていた雑誌に掲載されていたのを読んで感動した記憶がある。少し前、古本屋サイトを見ていて販売していることに気づき、懐かしさのあまり購入した。絵柄は少女趣味丸だし。嫌いではないが、人前で本を開くのは恥ずかしので自分の部屋で読んだ。今読むとストーリーにやや違和感を感じるが、良い作品だと思う。